実は月ノ雫さんを知ったのはエマージェンザ東京大会セミファイナルのあとだったのでエマージェンザでの演奏は見れてなかったのです。しかしソナーユーコミュニティにゲストとしてリモート出演された回を視聴して独自の世界観に惹かれました。

そのソナコミで取り上げられた動画がふたつ。ひとつは『百楽ノ湯』でこちらはYouTubeエマージェンザチャンネルでピックアップされました。ボーカル波月さんの表現力の豊かさはドラマで演じる女優さんのよう。ギター大地さんの刻む音とリズムがまた波月さんの歌声を幾重にも色づけしてくれます。

そしてもうひとつが今回のエントリーに使われた『ニューヨークシティ・ガール』です。この上なくポップな女性を演じる波月さんにすっかり魅せられてしまいました。メロディもリリックもキャッチーで聴きやすい曲ですね。聴いててウキウキします。

結果的には空中世界さんに敗れましたが審査員賞でセミファイナル出場権を獲得したのは納得です。月ノ雫さんがこの曲を選んだのは大正解だと感じます。常連リスナーさんのみならず初見さんに聴いてもらうことを目指すなら明るくてノリがいいほうが受け入れられやすいのではないかと思います。