「【sonar-u community】伝統芸能の今【ゲスト：山口晃司】」 

興味深いお話がたくさん聞けました。

山口晃司さんかっこ良かったです。
僕はYouTubeの早弾きに挑戦している動画からはいりました。

演奏スタイルは何十年も前から色んな方が演奏していたのをみていたので、すんなりと入ってきて、自分では普通に感じてました。

自分でもギターやFマンドリンと三味線を合わせてやっていたので三味線が他の楽器と一緒に演奏する事になんの違和感も無かったです。

でも、なかなかこういう演奏スタイルは取り上げてもらえないですね。
今回を機会に山口晃司さんの存在が多くの人に認知して貰えると嬉しいです。

早弾きのお話で、いけちん先生が説明されていた様に、バチを押したりすくい上げたりの技術や、ギターでいうハンマリングオンやプリングオフ
の技術。
ギターに比べてフレットが無い分余計に難しいと。
一つの曲である以上それらをこなしての早弾き。手首はどうも無いのかな？
本当にすごいです。

今回のソナコミで山口晃司さんの人となりが良くわかり、本当に素敵なアーティストだなぁと思いました。

mudiaさんでは色んなイベントがあるので是非たくさん挑戦して欲しいです。

そして三味線のインストルメンタルを広めて欲しいなぁ。僕はFマンドリンやバンジョー、ギターのインストルメンタルが大好きなので、是非三味線のインストルメンタルも！

あ〜津軽じょんがら節もインストルメンタルか😅

是非、生での演奏を聴いてみたいです。

僕の友人ともよくギターと合わせて演奏しましたが、良い三味線の音にはほんとに驚きます。
あの迫力に！
友人の三味線は○○○万円！
僕のギターは5万円😭😭😭

これは技術ではカバー出来ない音の差😭😭😭

最後のほうでいけちん先生が言われていた、元々三味線は色んなところにあって、最初は目の見えない方々が旅をしながら演奏して、食べ物やお金を貰っていた。三味線の音は僕たちの遺伝子に組み込まれている。

このお話はたぶん瞽女（ごぜ）のお話だと思います。

ふと思い出したので😅
歴史大好きな方は【瞽女（ごぜ）縁起】等で探してみて下さいね。諸説あります。

僕の大好きな、尊敬していた新聞記者の方の記事です。
これは仏法の側面からみた差別についてかかれています。

少し長くなりますが良かったら読んで頂けたらと思います。

【みなさん、瞽女さん知ってますか？

目が不自由で、手取り（先頭を歩く、目が見える少女）につかまりながら、毎日、40キロ、50キロと歩き、村々、町々で、歌を歌っていった、女性芸能者です。

特に、雪国で、両方ががけ道などを、数人で、歩いていきました。

20年ほど前までは、存在しておりました。

１０年ほどまえ、友人が、新潟県の二組の瞽女のCDを出しましたが。

その瞽女さんたちが、大事にしている「瞽女縁起」というのがあります。「瞽女」という存在がどのように生まれたのかが、伝承されたものです。

そこでは、平安時代にそのルーツがさかのぼられます。

《中略》

さて、「瞽女縁起」では、
当時、目が不自由なのは、過去世の宿業、特に、仏典、特に『法華経』を軽んじたための、報いであると思われていました。

それで、ある目が不自由な少女が、将来について悲観していると、

どの寺社も、えらい人たちも、

それは、過去世の宿業だから、

もっともっと祈りなさい！

と、言うわけです。

娘さんも、ご家族も絶望的になるのですが、
ある夜、全員が同じ夢をみるわけです。

観音菩薩が夢のなかに現れ、
「そんなの気にすることないよ。
あなたは、家に閉じこもらずに、
町に出て行きなさい。

そして、芸を磨き、それを元として、
町で生きていき、
同じようなことで苦しむ人たちに、
芸の道をひらいていきなさい」

それで、瞽女という存在ができたのだという伝承です。

以上　抜粋

この方々が三味線をもち旅を続けておられたそうです。

この機会に三味線が庶民の中に溶け込んで行ったルーツなどを調べてみるのもなかなか楽しいかもです。

山口晃司さん！

日本の伝統芸能、三味線の魅力を今一度、1人でも多くの方々に届けて下さい。

日本の古くから庶民に愛された三味線。それを根付かせたのはやはり『瞽女（ごぜ）』の皆さんだと思います。

彼女達の運命と言うか定めと言うか本当に考えさせられます😭

長々と失礼しました。

いけちん先生の最初は目の不自由な方々が町々や村々で広めたと言うお話で、ふと思い出したので💦