仮面に隠されてた特徴
【sonar-u community】特徴のない声ってNG?【ゲスト:Lino】
開催日: 2023/07/17
Linoさんがシンガーになると決めたきっかけのお話から始まりました。ある日転んだ時にもやもや病という脳血管の病気が見つかり考えた。フォーク酒場で週末に歌うことがいちばんの楽しみ。自分の人生の中で歌えなくなるのは耐えられないと。残りの人生を後悔しないためシンガーになる決意をしたそうです。それが36歳だというから驚き。大人になったとき歌手なんてなれるわけないと諦めてたから特に勉強もしてなくてゼロからのスタート。振り返ってみると賛同する仲間がいてくれたから夢が叶った。その8年間の経験を講演で話しているそうです。死ぬかもと思った時に死ぬ以外はかすり傷と思って失敗してもいいからやってみるになった。自分がワクワクする方向に人生を歩んでいこうと。普通なら落ち込んでネガティブになるだろう境遇をプラスに考えるLinoさん。なんて素敵なひとなんでしょう。
『仮面-Kamen-』ひとは大人になるに連れて愛想笑いだとかいろんな仮面を被る。だから歌が上手いと言われても本当に思ってるのかなと疑ってしまう。そんな中で「貴方の歌声は可もなく不可もなくだね」とか「BGMみたいな歌声だね」とか言われて歌手になるのを諦めた。自分の歌がいいと信じられなくなった過去からいろんな仮面を被ってきた。だけどポコチャをやっててたくさんの方が配信を見て時間を割いてくれてる。本当にいいと思ってくれてるから見てくれてると自信を持てるようになったときできたのがこの曲だそうです。みなさんにも重なるところがあるんじゃないかということでした。
イケチン先生の分析。Linoさんの楽曲の歌い方表現の仕方は大きく2つに分かれていると。感情表現豊かで説得力のある歌い方と明るいポップな歌い方の両極端の2通り。これを両方合わせて取り入れている曲もあるということです。トークテーマ『特徴のない声ってNG?』について。イケチン先生がはっきり否定してくれました。特徴がないって言うひとが特徴を掴めてないだけのこと。解像度が無いひとが言うことだと。Linoさんはめちゃくちゃ特徴がある。ありすぎると断言しました。ポップスとかロックなどを歌う地声ともうひとつはオーケストラに負けないように響くように歌う声楽の声。声楽の方は確かにみんな同じ特徴がないように聴こえる。だけどLinoさんは完全に前者のほうだということです。
特徴がない声と言われたことに対してのLinoさんの思いは? 私の歌って無なんだ。何も感じない歌なんだと感じたと。そのトラウマからポコチャ配信でもオリジナルに自信が持てず基本的にカバー曲ばかり歌ってたそうです。転機になったのが『仮面』だった。今までポジティブな曲ばかりだったが初めて扉を開いてネガティブな過去を乗せて歌ってみたのだと。イケチン先生の言われる感情が入ってないように聴こえるのにこちらの心が入りやすくなってるというパターンに当てはまるのが『仮面』なのだと思いますね。低音中音高音の声の違いを砂に例えて低音では水を含んでどっしりして高音では乾燥して鋭く艶が出るというのはとてもわかりやすかったです。Linoさんは二刀流のシンガーなんですね。
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