詩と音の交差点

【sonar-u community】ポエトリースラムの魅力【ゲスト:クノタカヒロ】
開催日: 2023/05/22
クノタカヒロさんはなんと名古屋市内の高校で国語教員をされているということです。まずポエトリースラムとは何?というところから。自分のオリジナル作品を朗読して発表し観客やスタッフがその日限りの審査員となり点数をつけたり勝ち負けをゲーム的につけるイベント。ヒップホップのMCバトルのBGMが鳴ってないアカペラの状態のような感じだそうです。詩に限らず幅広いジャンルでどれだけ感動させられるかその場に響くかを競う言葉のバトル。音楽とは無縁のように感じたがどうなんでしょう。
「Poetry Dreams」詩と音の交差点を作りたいという始まり。ここではBGMに言葉を乗せていました。いとうせいこうさんの声の破壊力が凄いとイケチン先生。そしてクノタカヒロさんの声についても分析されました。いわゆるエフェクターで電気的に潰しているような声を音楽が流れてる中に点で落としてる感じだと。なんとなくイメージはわかりました。
クノタカヒロさんの言葉は文学的であるとイケチン先生。2016年からポエトリースラムを始めたそうでいきなりエントリーして評価されたようです。自分の主張よりも既存の作品を再解釈して作り直すやりかたが多いとのこと。ヒップホップ的なサンプリングが好きなのと授業で生徒に聞かせて反応を参考にするのが創作の手法のようです。BGMの音には拘りを持っていてスタジオでミックスマスタリングしたものを世に出すということです。メロディに乗せるより語るほうが音に合う言葉があるのですね。
レビューやコメントを投稿するとギフトがもらえる!
ログインしてコメントする
カニ雑炊
No.207970