新星💫
【予選1st 第20ブロックA】OTONOVA2025(オンライン)
開催日: 2024/11/23
「二兎追うものの一頭地」――そのバンド名を初めて耳にしたとき、多くの人が「なんじゃこりゃ」と思うことでしょう。しかし、その奇抜なネーミングに込められたインパクト以上に、彼らの音楽は強烈な印象をリスナーに刻みます。結成は2024年、活動を始めて間もないにもかかわらず、彼らのサウンドは熟練したバンドのように驚くほど洗練され、骨太なロックサウンドを基盤に、ダンスミュージックの要素をも自由自在に取り入れる新星ロックバンドとしての存在感を示しています。
まず注目すべきは、彼らの1stシングルである『ラビュラ to My Heart』です。この楽曲はポップスロックの親しみやすさを保ちながらも、聴く者を踊らせるエネルギーに満ちています。キャッチーなメロディとグルーヴ感あふれるサウンドは、リリースと同時に多くのリスナーを虜にしました。その一方で、まだ音源化されていない新曲『絡まって』は、まったく異なる魅力を放ちます。こちらは一転して大人の雰囲気を漂わせるダンスミュージックで、ライブで初披露された際には、その洗練された音楽性に観客が酔いしれました。この曲がサブスクに登録される日を心待ちにしているファンは少なくありません。
さらに、彼らのライブパフォーマンスは音源以上に魅力的です。「ライブバンド」としての実力は、その場でしか味わえないエネルギーに満ちています。狂気すら感じさせる勢いで飛び跳ねるギターは、リフからソロに至るまで一音一音が観客の心を揺さぶります。そして、そのギターに呼応するように、テクニカルでパワフルなドラムがステージ全体に重厚なビートを響かせ、観客を巻き込むダイナミズムを生み出します。一方で、ベースは2フィンガーからスラップ奏法まで幅広いテクニックを駆使し、時にグルーヴを支え、時に楽曲全体を引っ張る力強さを発揮。そして、これらの演奏をまとめ上げるのが、伸びやかで透明感のあるボーカルです。彼の歌声は、聴く者の心に直接語りかけるかのような説得力を持ち、観客を楽曲の世界観へと引き込みます。
「二兎追うものの一頭地」のライブは、耳だけでなく目でも楽しむことができます。演奏中のメンバーそれぞれのパフォーマンスには、音楽への情熱が全身で表現されており、その熱気が観客にも伝わるのです。一度ライブを体験すれば、彼らの音楽が単なるエンターテイメントではなく、芸術として成立していることを確信するでしょう。
2024年にデビューしたばかりの彼らですが、その音楽性やパフォーマンス力からは新人らしさを感じさせない堂々たる存在感があります。これからの日本の音楽シーンにおいて、彼らが注目株筆頭であることは間違いありません。ライブハウスから始まる彼らの挑戦は、やがてより広いステージへと羽ばたいていくことでしょう。彼らがこれからどのような進化を遂げるのか、目が離せない日々が続きそうです。音楽を愛するすべての人に、彼らのサウンドをぜひ体感していただきたいです!
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