さて、OrBluesFactoryというバンドの話をする前に、Vocalの井坂海音について

少しだけ語らせて欲しい。夜な夜な、JR川崎駅前に、まるで何かの亡霊かのように

響き渡る歌声が聞こえる。そう、それは尾崎だ。

もう何年も、この歌声と夜の川崎には覚えがある。でも、彼は尾崎だけが全てじゃない。

ワンマンライブに初めて足を運んだ時、私はそう思ったのだ。

'川崎の尾崎の人'では、ただの1発屋である。でも彼の才能は今、まさに、

大きく開花しようとしているのでは無いだろうか。

新たに3人の個性的で、かつ、情熱的な仲間も加わった。

このOrBluesFactoryという挑戦が、彼にとって、大きな成功への架け橋になると、

私や、私たちファンは信じてやまない。