ヤギさん朝6時あたおかディナーショー体験記
【FINAL】Movie Grand Prix vol.17
開催日: 2024/10/12
9月18日、水曜日の朝6時。東京赤坂の街は、夜の華やかさが消え去り、静けさに包まれていた。
そんな中、私はワクワクしながらライブハウス「アプロ赤坂」へと向かっていた。目的は、ヤギヌマメイ(以下ヤギさん)の「早起きミニワンマン~いくらなんでも早すぎ編~」に参加するためだ。
このライブは毎月第3水曜日に開催される。彼女の音楽に魅了されてから半年、遠くから東京に来てこの日を心待ちにしていた。
(会場のアプロ赤坂)
どうかしている!
ライブのスタイルはまるで夢のような朝の冒険だった。朝6時半にスタートし、ヤギさんが来場者のために朝ごはんを作りながらパフォーマンスを行う。
ディナーショーみたい!朝だけど!
事前に用意された料理は、来場者や配信視聴者の人数に応じて具材が増えていく。メインの具やダシは、最も厳しい人数条件が設定されている。少ない来場者では肉なし汁なしの料理になってしまう。
平日の早朝、集客には不利な時間帯だがそんなことはお構いなし。
いつも彼女は常に人がやらない面白いことに挑戦する。
場所を提供しているライブハウスもよく理解があるよいハコだ。ライブ後、店長に伺ったところ、彼女の発想力と行動力を称賛していた。
この日はゲストの演者も招かれいつもより多くの来場者が集まっていたようだ。ゲストのファンたちもこの独特な形式に戸惑いながらも、期待に胸を膨らませている様子だった。
ステージには電気コンロとフライパン。シュールな光景だ。
(ライブハウスのステージ)
非日常の宴
SEが鳴り響き、ライブが始まった!ヤギヌマメイが「おはよー!」と元気に声をかける。返事をするファンの声は少し眠そう。それもまた朝の醍醐味。早起きして駆けつけた皆の顔には、期待と興奮が溢れている。今まで配信で見ていた光景が目の前に広がり、驚きと楽しさが交錯する。
一人が歌っている間もう一人が料理に専念し、時折二人でMCを挟む。
料理の進行に戸惑いながらも、「普段は二人とも料理の話をするくらい慣れてるんだけど、慣れてないフリしてるの!そのほうが面白いでしょー?」と笑い合う姿が微笑ましい。たぶんウソだ。彼女たちのやり取りに、観客も思わず笑顔になる。
(料理中のヤギヌマメイ)
ヤギさんが着ているのは、自身の顔がプリントされたキモいシャツ。ライブ来場ポイントを貯めるともらえるオリジナルグッズだ。欲しい!
料理でも何でも困った時は、店長に助けを求める。
この店長は、受付・ドリンク・PA・照明・作曲編曲・このシュールなセッティング・さらには料理も得意ときたスーパーマンだ。ヤギさんが「何とかしてー!」と叫べばいつもなんとか解決してくれる。彼がいなければ、この早起きミニワンマンは成立しない。
料理人と演者が交代し、ヤギヌマメイの歌が響く。彼女のキレキレのダンスと力強いボーカルに、観客も大盛り上がり!一体感が生まれ、会場は笑顔と歓声に包まれた。
(歌うヤギヌマメイ)(もっと歌いたくてダダこねる大人)
優雅な朝のひととき
あっという間にライブは終了し、待ちに待った朝ごはんと終演物販の時間がやってきた。この非日常の優雅なディナー(いや朝ごはん)は最高のひとときだった。ドリンクチケットで頼んだビールが、さらに優雅さと非日常間を引き立てる。今日は午後から客先だがかなり時間を空けるので大丈夫!
(優雅な朝ごはん)
物販ではチェキを購入しひとときの会話を楽しんだ。彼女は飾らない性格で、顔と名前をよく覚えてくれている。購入したガチャが詰まると、乱暴にガチャ本体を振った。「こういう時は暴力で解決してる」と笑い合う。
たくさん笑い楽しんだ貴重な朝。初めてのイベントで作法は知らなかったが、ライブハウスを出る時に皆さんへ「いってきまーす!」と声をかけると、皆さん「いってらっしゃーい!」と返してくれた。あたたかい。
この日は、仕事も頑張れる気がする!朝のバフ魔法をかけられたような、特別な一日が始まった。
レビューやコメントを投稿するとギフトがもらえる!
ログインしてコメントする
ぴょん吉ぴょん吉
No.2266415
おじゃる00
No.2265945
せすん
No.2265802
1151
No.2265621
じーつー
No.2265568
ザル
No.2265365
怪獣9号
No.2265312
きっちゃん
No.2265307
早朝ワンマンの日は夜に主催もあるんですよね、ヤギさんの体力どうなってるんだろ☺
ゆきだるまะ
No.2265151
壊れ者扱い
No.2265138
「これは事実です!!これがヤギヌマメイです!!!」
すごく良いレポートです。