多面性と多重人格
【sonar-u community】声色と楽曲と多面性【ゲスト:sari】
開催日: 2023/06/05
千葉県出身シンガーソングライターsariさん。いまはギター弾き語りメインに役者やラジオパーソナリティとして活躍中とのことです。元々は役者志望だったがアイドル活動を機にひとを楽しませる笑顔にすることに喜びを感じて音楽へと活動を広げるようになったということです。導かれたのですね。
まず『2lie』つらいという曲の演奏動画を見せてもらいました。ここからいつもならイケチン先生の音楽的な分析が始まるのですが今回の流れは違いました。sariさんのキャラクターの深掘りになっていきました。どうやらMovie Grand Prixに出演されたときの印象と別人格なので興味が膨らんだようです。
小学校低学年から作詞を始めて高校3年くらいから作曲するようになったとのこと。本格的に歌い出したのが3年前くらいとまだ最近らしいです。曲の作り方はまちまちでドラムの打ちこみからとかベースのフレーズが浮かんでとか鼻歌でメロディが浮かんでとかもちろん詞先行とか多面性があるようです。
質問ボックスから歌における声質の違いで受ける印象についてどう思うかとイケチン先生へ。特に女性の場合は歳を経ることで声色が微妙に変わると。耳にしてきたこと経験したことなどで。ポップスは多くのひとに聴かれるわけで声色はかなり重要な要素になる。ではsariさんの声色はどうかという展開。
sariさんはいろんな楽曲が多面性としてあると。作る意識としては曲それぞれが短いムービーみたいなイメージ。場面場面でその世界に合う声をチョイスする。自分の声を活かすというより楽曲を活かすために声を合わせにいくということらしいです。sariさんの場合は歌に入ると年齢も性別も変わってくるとイケチン先生の鋭い分析。歌で演じたいのが染みついてるとsariさん。そこをできる素質が大事。
多面性と多重人格は違うとイケチン先生。本人が意図的に方向性を変えてみたりするのが多面性。何かから逃避しようとして身代わりのひとが出てきちゃうのが多重人格。そうなるとsariさんの場合どうなのか。ひょっとして後者もあるのかも。役者さんは役に入ると抜けきらないとユージさん。sariさんは役者が音楽を演じてるという感じなのかなと感じました。歌を作るときは多面性で歌うときは多重人格という結論。sariさんならではの武器ですよね。たしかに『無限スパイラル』は全く別人ですね。
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