今日もりょうたん。さんのオープニングアクトから始まりました。「空の椅子」前回も聴けましたが素敵な楽曲だと思います。言葉を丁寧に紡いで歌ってるのが印象深いですね。綺麗に澄んだ歌声がしっかりと響いて聴いてると心が浄化されてゆく感じ。可愛らしいルックスと相まってとても癒されました。曲が終わると余韻も残さずMCに一瞬で戻った変わり身の早さにはビックリ。このステージではMCとしていた方がご本人も落ち着くのかもしれないですね。いつもながら元気で明るくていいMCです。

菜苗さん。初登場ながらキャラが楽しそうだし「合言葉は Happy Together 」というので期待が膨らみました。いきなりポップなアップテンポの笑顔の歌から始まって心を掴まれました。MCになって緊張があるのか少しぎこちなかったけど笑顔が眩しくて好印象です。カバーで「お嫁サンバ」「瀬戸の花嫁」と昭和歌謡を立て続けに。古き名曲を若い子が歌ってくれると嬉しいですね。「部屋とワイシャツと私」彼女にぴったりのいい雰囲気でした。しかしアンサーソングって言って歌ったのが「関白宣言」だったのは昭和世代としては「ん？」ってなりました。順番が逆なんだけどな。「秋桜」子供の頃お母さんの車に乗るとさだまさしさんや山口百恵さんの歌が流れてたと。そうか今の若い子はYouTubeで検索して覚えるのだとばかり思ってましたがリアルに聴いて育った世代なんだな。最後はオリジナルを２曲歌ってくれました。「その日まで」「イリュージョン」メロディもコード進行も結構凝ってて新しさを感じました。菜苗さん。ルックス清楚系女子で話すととても陽気なところがいいなと思いました。

yumenouragawa さん。最初はアイドル活動してからシンガーソングライターになったそうです。自己紹介の声がすでに可愛らしいアイドル声でした。かなり幼くてピュアな歌声。「ぼくの帰る場所」大人になったいま拠り所になる曲がほしいと思い書いたそうです。歌声のせいもあるのか本当に純粋で澱みがない綺麗で真っ直ぐな子だなと感じます。すずちゃんと呼んでねと。バンドがしたくてカッコいいアーティスト名にしたけどコミュ障でメンバーが集まってないそうです。いつまでもひとりなのはなんでだろうって言ってます。「熱帯魚」ひらりひらり泳ぐ熱帯魚っていうサビで踊ってとリクエスト。なるほど彼女流のコールアンドレスポンスなんだな。可愛らしい世界観だ。「祝福」「白昼夢」とオリジナルが続きました。yumenouragawa さんの楽曲にはメルヘンが詰まってるような感じがします。アニメも好きそうだなと想像しながら楽しみました。歌い終わってからのりょうたん。さんとのトークは息ぴったりでした。ということはアイドル色のほうが強いということかな。でもいい歌だったですよ。

相澤香純。さん。２年ぶりの登場。舞台やライブを中心に活動中とのことです。常に全力で生きているという彼女のライブに注目します。まずは「境界のある世界へ」静かに歌いあげる歌声は清楚で飾り気がなくて素敵でした。自己紹介の短い歌のあと「ぼくの太陽」では雰囲気が一変してテンポアップしました。笑顔で諭すように優しく語りかけてくる歌声にキュンとなりました。MCになると急にとっつきやすくなり親しみを持ちました。サバサバした語り口が気持ちいい感じですね。「曇り空のジャンプ」独特の世界観があって聴き入ってしまいました。清涼感のある歌声でしっかりと風景を想像させてくれました。暗い気持ちになって世の中しんどいと思っているひとたちに「君は世界に愛されてた」を聴かせてくれました。あたたかく包み込むような歌声に優しく響くギターの音色。切なく語りかける言葉が胸に沁みました。「SUKI♡SUKI♡TOMATO」これは相澤香純。さんの代表作なのかな。ポップでノリがいい曲で気持ちよく聴きました。7月初めにお芝居でヒロイン役もされるという。大活躍ですね。