初めてセッツさんと関わらせていただいた時、彼は正に前回のRadioStarAuditionへの応募直前でした。

どうアピールするか、どんな企画がいいか頭を抱え、その場にいた方々の意見をとても真摯に聞いていらっしゃったのを覚えています。第一印象は、うーん。とっても真面目な方！

.....そして何より、めちゃくちゃ深夜ラジオ番組やってそうな渋くて低いいい声だなあ！！？滑舌も良くて語り口調も落ち着いていて、本当はこの人プロじゃないのか！？今すぐジングル音と共にめちゃくちゃいい声で番組タイトル言ってそうなのに！！！なんでだ！？！すごいな！！！！

と、密かに衝撃を受けまくっておりました。忘れもしないファーストインプレッション。聞けば、本格的にオーディションに応募するのは今回が初めてとのこと。配信の様子からはそんなこと微塵も感じられず、貫禄すら漂っておりましたが･･･世の中にはこんな凄い方が埋もれて居るんだとしみじみ思いました。

そして迎えたオーディション本番。私も微力ながら応援させていただきましたが、力及ばずセミファイナルでの敗退となりました。

しかし、逆によく考えていただきたいのです。

初参加の、つい先日まで配信等もしていなかった状態でのセミファイナル進出です。これは中々の快挙ではないでしょうか。一重にセッツさんの魅力に基づく結果に違いありません。やはりこの方は何か持っていると、そう感じずには居られませんでした。

そして、その予感は的中します。オーディション終了後、別媒体ではありますがなんとラジオ番組のパーソナリティに抜擢。いきなり単独1時間番組という衝撃の展開、活動開始から僅か数ヶ月でのシンデレラストーリー。まさに飛ぶ鳥を落とす勢い！

ですが、実際にセッツさんの声や語り口、そして番組を聞いた方々なら分かってくださると思います。けしてまぐれや強運による結果などではないと。

どっしりとした余裕のある語り口調と低音。音楽への理解も深く、選曲のセンスも抜群。かと思いきや、意外と毒舌だったりユーモアたっぷりな人柄だったり...(以前即興漫才させていただいた時には語彙とセンスに舌を巻いたものです)。最近ではゲーム実況も始められ、活動の幅を更に広げていらっしゃいます。

そんなセッツさんの、2度目のRadioStarAuditionへの挑戦。名だたるメンバーが集結しており、激戦は必須でしょう。

でも軽やかに数段飛ばしで階段を駆け上がっている彼であれば、なにか一波乱起こしてくれるのではないでしょうか。まだ若きシンデレラボーイの更なる快進撃を期待しつつ、応援の言葉に変えさせていただきます。