年明け早々（カウントダウンの一時間ほどあとから）、人の生き死にに関わる問題に直面し、今もその渦中にいます。

『もし自分に同じことが起きるなら、その前に何を準備できるだろう…』そんなふうに冷静に対応している自分を「大丈夫いつもと私は変わらない」と思っていましたが、やはりいつの間にか疲労はたまっていたようです。

それでも動かなければならない。

決断していかなければならない。

私は大好きなシンガーソングライターの曲を聴き続けて、自分を奮い立たせて前に進んでいます。

思えば、そのシンガーソングライターが２年前に出場したことが、このMudiaを知るきっかけになりました。

新型コロナが拡がりだして、ライブ会場に聴衆を入れるかどうかなど、アーティストも私達聴衆も、主催者も、皆が悩みだしたころです。皆それぞれの考えで、それぞれの対応をしていました。どれが正解で、どれが間違いであるとか判断できるものではありませんでした。皆がより良い方向へ進むために考えたことですから。

私は、Mudiaの聴衆を巻き込んだこのシステムが好きです。知っている人が出ていなくても、時々スマフォを開いていました。Mudiaがずっと有り続けてくれて嬉しかったです。

そして、今回、あの私の好きなシンガーソングライターが、またMudiaに出場することになりました。

この２年間に、彼女は本当にいろんな曲を産み出しました。郷愁を誘うもの、憤りを表現したもの、癒やしを与えるもの、誰かを励ますものなど、曲によってイメージが全く変わってしまうほど多彩なものです。

彼女の出ている配信によるライブも何度か観ました。物語を紡ぐような歌とパフォーマンス、ステージの上で、彼女はシンガーであり女優でした。

今回、ファイナルのステージを観に行くことはできませんが、配信のおかげで、また、Mudiaに出場する彼女に会えます。他の出場者の方々の歌も楽しみです。

スタッフの方々、出場者の方々、そして出場者を応援するたくさんの方々も、健康に留意して、ファイナルの当日を迎えましょう。

さあ、私も頑張らなくちゃ！