涙が溢れる時
【Fantastic 弾き語りステージ】ARTISTS LEAGUE Grand-Prix 2023
開催日: 2023/08/13
もう3年近く前になるだろうか。
おだともあきさんが、配信で「おつかれさまのうた」をギター弾き語りで歌っていた。夜11時頃だったと思う。その日、私は少し大きな仕事を無事に終えて帰宅したところ。まだ緊張や興奮で昂ぶった気持ちと、無事にやるべき事を終えてホッとした気持ちと、疲れと、いろんな感情が胸の中に溢れていたのだと思う。歌い始めから、歌声と歌詞が心に沁みてくる。別に、ひどく辛かった訳でもないし、泣く気持ちではなかったけれど…「ひとりになったその瞬間に、溢れ落ちるあなたの強さ」突然、涙が溢れ出した。止まらなかった。
おだともあきさんは、いつもファンの近くに居てくれる。ファンを巻き込む。優しさと温かさと笑顔で強く繋がっていてくれる。ファンの日々の悩みや苦しみや辛さや思いを受け取り、言葉と歌にして返してくれる。彼自身の弱さやカッコ悪さも、言葉と歌にして伝えてくれる。心が弱っているとき、そっと寄り添って、優しく背中を支えてくれる背もたれのような歌を歌ってくれる。
辛さや悩みを自覚していなくても、ふと彼の歌声に自然に涙が溢れる時がある。「あ、今、わたし辛かったんだ。少し無理をして頑張ってたんだ。」そう思う。
大きくなっていく人だと思う。なるべき人だと思う。作品が広がって独り歩きする時が、近いうちに必ずくると思う。それでも、何も変わらずに、今あるファンとも新しいファンとも繋がり続ける人なんだろうなぁとも思う。大きくなれば感じ方、見え方は変わる時もあるのかもしれないけれど本質は何も変わらず、不器用に真摯に、周りの人たちの苦しみを吸い取るように受けとめて、疲れた時の柔らかくて温かい背もたれになって、その歌声で、作品で、弱った気持ちを包み込んでくれる人なのだろうと思う。いつまでも手を離さずに繋がっていたい。
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