おだともあきさんのこと
弾き語りステージ5位のおだともあきさん。
歌が届いてくれることが嬉しい、応援してもらえることが幸せ、というおだともあきさんの言葉や、彼の楽曲の魅力が、アーティストリーグへの参加を通してたくさんの人に届いたと感じられてうれしいです。
敗者復活枠でも、また新たに出会いがあって、いろんな方に歌が届くことを願っています。
声が好き。顔が好き。メロディが好き。歌詞が好き。音楽性が好き。ノリが好き。よく聞くから好き。流行っているから好き。
気軽に聞きたい。落ち込んだ時に聞きたい。楽しい時に聞きたい。ドライブで聞きたい。日常のBGMのように聞きたい。泣きたい時に聞きたい。いつでも聞きたい。
世界中にいろんな音楽があって、好きな理由も、その時に聞きたい音楽を選ぶ理由も、いろいろあると思います。聞きたい音楽で幸せになれるこの世界、素敵だと思います。
もしかしたら、おだともあきさんの楽曲は、聞く時や場面を選ぶ曲が多いかもしれません。
彼自身ライブなどで時々言います。「僕の曲はメッセージ性が強くて、聞く時を選ぶかもしれない」と。それでも、これが僕の曲だから とも。(私は、声も歌詞も楽曲も顔も人柄も大好きなので、いつでもどんな時でも聞きますが!(笑))
おだともあきさんの歌は、歌詞、言葉に感情が揺さぶられ、その歌声の響きに涙が流れてしまう曲がたくさんあります。彼の歌の芯にあるのは「気持ち」「言葉」なのです。
人生の大切な場面で失敗して、落ち込んで傷ついて、それでもまた一歩を踏み出そうとする気持ちを歌った「それでいいのだ」は、聞く人にとっても御守りのような曲。
家族や周りの人に甘えたり頼ったり出来ず、一人で悩みを抱え、命を絶とうと思うほどに追い詰められ、頑張っている、頑張らないといけないと思っている、そういう苦しい気持ちにも寄り添おうとする「らしくあれ」。
自分では許せない自分の弱さや、自分で認めることの出来ない心の傷にも、歌詞と歌声が触れてきます。自分の力では乗り越えられない弱さや、自分では癒せなかった傷に、そのままで大丈夫 と、そっと寄り添ってくれます。
おだともあきさん自身が仕事でとてもお世話になった人、誠実でいつも仕事に一生懸命な人の奥さまが、ガンを患い、小さなお子さまとその方を残して旅立ってしまった。その時に、彼の胸中を思うと居ても立ってもいられずに、きっとまだ伝えたい言葉があったのではないかという思いで書いた、天国へのラブレターのような「今夜は月が綺麗だよ」。
「今日も一日頑張りました」で始まる「おつかれさまのうた」は、頑張れた日も、頑張れなかった日も、どんな自分にも寄り添ってくれる歌。
おだともあきさんを応援しているファンは、彼の歌に出会ったことで心が救われた瞬間があった、彼の歌があるから今の人生を前向きに頑張れている、そういう人がたくさんいると思います。
毎日の心を支えてくれる「御守り」として、弱った時に握りしめる「御守り」として、これからも彼の歌がたくさんの人に届いて欲しいです。
2023/09/20