目線を同じ高さに合わせて
年間OngOカップグランプリ
開催日: 2021/12/19
私が考えるOneOnceOverの魅力は何と言ってもそのオリジナリティ!
楽曲も勿論だが鍵盤の弾き方、ギターを担当する佐藤真哉の声にもオリジナリティがあふれている。
11月19日に同じくmudiaで勝ち取った水都音楽祭にOneOnceOverを観に行ってきた。
失礼ながら私の個人的な感想を述べさせていただけるなら、同じようなバンドが乱立していて多くのバンドは記憶に残らなかった。なんかどこかで見たことがあるという印象を持ってしまうのだ。
その中で記憶に残ったバンドは強烈なオリジナリティを持っていたように思う。
そしてことオリジナリティに関してはOneOnceOverは飛び抜けていたように思う。
とまあ、それっぽく書いてはみたが、結局はライブを見終わった後幸せな気持ちになって元気になれるということが彼らの最大の魅力なのだが(笑)
それはひとえに彼らの飾らない素直な性格によるところも大きい。
ライブ後気さくに話してくれるその様は我々をファミリーと思わせてくれる。
そして飾らない素直さがそのまま歌に乗るから心に直接響いてくる。
少し前に流行った「会いに行けるアイドル」ならぬ「会いに行けるバンド」をそのまま地で行く彼ら。
彼らの曲に「勇者と剣の物語」という曲がある。
これはキーボード奏者の柴田マリが大好きな志村けんさんが亡くなった時に書いた曲だ。
その歌いだしの一節に「目線を同じ高さに合わせて言ってくれたんだ」というのがある。
そう!まさしく彼らも目線が同じ高さなのだ。
アーティストは一段高い舞台で演奏する。しかし気持ちは我々と同じ高さにある。
決して偉ぶらない。みんなで一緒に大きくなろう。彼らは心からそれを言う。
だから我々は彼らを心から応援する。
OneOnceOverとはそういうバンドである。
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