OTONOVA2025で見事チャンピオンに輝いた我らがElizabeth.eight＝通称「ベスハチ」。
この日は、VoミワユータさんがOTONOVAにエントリーし、必ず優勝すると決意した際に、その胸の内に思い描いた優勝したその先までのストーリーのフィナーレ。
OTONOVA（音の場）で出会い、競い合うことで「音の輪＝OTONOWA」として繋がった新たな仲間たちであるアーティストたちを招いての、まさにノーサイドのその後の楽しいお祭り。
各アーティストも、そのファンの皆さんも、開演前、いやこのイベントが決まったその時から、思いっきり楽しむ気マンマン！しかも皆、楽しむことに長けた素晴らしき猛者揃い！トップバッターから会場である浅草ゴールドサウンズは、とても暖かく、熱く、幸せな空気で満たされていく。
どのアーティストも、コンテストでは限られた少ない曲数を披露したのみだった故、予備知識なしで拝見しても今一つ魅力が伝わりにくかったりするものだが、この日は各出演者に十分な持ち時間があったこともあり、どの出演者も、ステージのクオリティも魅力も十全に感じられ、より楽しめたと思う。

イベント主催者のベスハチはもちろん大トリに登場。
この日は久しぶりに、コンテストと同じく「シャンブルズ」でのスタートで、一気にフロアを百鬼夜行の狂宴へと誘う。
そして「シックアゴー」で畳みかけ、ベスハチではお馴染み、フロア前方は女子、後方に男子！と分けてのとってもPeacefulなモッシュタイム♬楽しすぎて足を踏んでしまった自分の周りの方、本当にごめんなさ～い（苦笑）！
3曲目「ロットガットで飛んだ」で我らが女王様にひれ伏し、続く「アインシュタインの果実」で心地よいFunkyなビートに酔いしれる。
続いて全ての女性への応援歌「アイアンガール」。途中マイクスタンドを担いでフロアに鋭い眼光を送るユータさん･･･もう、ただただ「カッコいいいいい！！」以外の語彙が見つからない！！
ラストは「あたしバンドマン」。OTONOVAからOTONOWAへと紡いできた物語のフィナーレにはこの曲以上にふさわしい曲はない。

アンコールを求める拍手が起きかけるも、「この後流れる映像は･･･」という自動音声？のアナウンスが突如始まり、何が起きるのかと固唾をのんで見守っていると、OTONOVAでの優勝スピーチ等の映像がバッハの「G線上のアリア」に乗せて流れ、最後にサプライズ発表！！8/23に同会場で、何と6年ぶりとなるワンマンライブ開催決定！！！素晴らしいライブの余韻でフワフワしている自分の脳みそには全く処理能力が追い付かない重大かつ楽しみ過ぎるニュースの発表！！！帰りの道中でようやくジワジワと喜びがこみ上げてくる･･･。

こうしてベスハチの物語は、OTONOWAとなって広がり、続いていく･･･その物語のエキストラの１人として、ずっと寄り添い、見守り、応援し、着いていきたいと思う。