インディーズからメジャーへ
【sonar-u community】作品と彼女たちのストーリー【ゲスト:HATEandTEARS】
開催日: 2023/07/10
エレクトロポップGirlsグループという冠を聞いただけでついていけるのか不安ではありましたが勉強のため視聴しました。名古屋発というのが嬉しいですね。3人とも個性的な感じだし支えるプロデューサーさんが何やら敏腕のようなので興味が湧いてきました。なんと8月16日にメジャーデビューするということです。最初に見るMVは『ONE STEP FORWARD』で予習して視聴していましたが飛行場貸切で撮影したスケールの大きさにビックリでした。メロディはキャッチーで聴きやすくてヒップホップも組み込まれた印象に残る楽曲です。
プロデューサーのヅメさんが曲を作るときに映像も同時進行でイメージするそうでこの楽曲もすぐに飛行場が思い浮かんだとのこと。能登空港で時間的にも機体の準備も可能だったことで撮影できたようです。イケチン先生の分析。スネアの音だけでも10個くらい入っている。箇所箇所でメロディや和音に対してアレンジしているのがすごい。ヅメさんの曲はドラムだけでメロディができて歌えちゃうと。それでヅメさんは実はドラマーだと言って合点がいく。
そして彼女たちにリズムで歌えと伝えているらしいです。それがHATEandTEARSの個性なのですね。
ヅメさんはこのグループ以外ではヒップホップやレゲエやストリートミュージックばかりをやってて20年以上のキャリアの中で女の子をプロデュースしたのは1組だけということ。普段は名古屋のヒップホップグループメンズグループをプロデュースしてるのだが実はクリエイターやレコーディングエンジニアなど名古屋のメンバーでHATEandTEARSの楽曲を作り上げている。名古屋のヒップホップは全国的にレベルが高いのでそれに関わる制作者も有名なひとが多いのでHATEandTEARSもクオリティが高いのだということです。イケチン先生の分析。ヅメさんの楽曲は複合ビートで大きいノリ細かいノリジャングル全部が入ってるのでどんなひとでもハマるのが特徴だと。どの曲でも踊れるということです。
作品と彼女たちのストーリー。『ONE STEP FORWARD』でタイトルのとおり一歩踏み出す。それで彼女たちが飛び立つのはどこなのかを考えたときメジャーデビュー曲である『ARRIVAL POINT』が到達点というコンセプトで作った。アンサーソングみたいにテーマが繋がっていくようにしたそうです。このストーリーはこのソナコミで初出し。ヅメさんは映画が好きだったりビジュアル制作が好きだったりするので全てがトータルプロデュースとして成り立ってる。インディーズが終わる。次のメジャーでの戦いが始まる。というように制作が続いていく感じだそうです。ファンのひとは薄々気がついているらしいけどMVの端々に小道具として散りばめてるものがあるらしい。凄いプロデューサーですね。
ファンのひとたちもストーリーを想像しながら応援できるのではないでしょうか。ビジネス的にはYouTubeであげたMVを深掘りするために何回も見てくれるとか。完全ストーリー化していて彼女たちと全部繋がっているんだと。そもそもそういう作り方をするというビジョンは最初からなのか。フェーズで区切ってるのでここまでで一旦何かをやろうという完結するストーリーを全部作っているそうです。毎回毎回いろんな局面にぶつかりながら成長していく過程もストーリーのうちなのでしょう。今後の予告として9月に3タイトル同時にリリース。ヅメさんが考えてるのは3つ同時にかけるとひとつの曲になるなんていうこと。イケチン先生も驚きで曲だけでなく映像も3つ重なるなんてできたら凄いと。いやーほんとに目から鱗の話ばかり聞けました。
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