「スヌーピーが好き」のMVを見てワクワクした。このバンドのカラーはこんなわちゃわちゃの楽しい世界なんだという印象。しかしイケチン先生いわくこれが全てと思ったら大間違いだと。分析を聞くとなるほど。メインボーカルたけさんの可愛らしさに対比するリーぺさんのデスボイスがカッコいいということ。演奏もテクニックがふんだんに盛り込まれてる。まだ若いのにとても知的なひとたちだと褒めるイケチン先生の気持ちには頷ける。

バンドの結成については導かれるように集まったようで不思議だなと思う。見たところとても息が合うメンバー。だから生み出すものも完成度が高いのだな。メンバーみんなキャラが濃過ぎて魅力的なバンドだと感じる。作詞作曲についてもメンバー全員が参加できるというのも素晴らしい。それどころかスタッフにまで作詞作曲させるなんてぶっ飛んでる。コミックバンドというより世の中を風刺したメッセージバンドというイケチン先生の分析。なるほど深いなと思った。

笑って泣けるコミックバンド。たけさんのいうことがわかりやすかった。普通のバンドはバンドがあってその中にメンバーがいる。このバンドはひとりひとりの強い個性があってバンドを成り立たせている。お客さんも取り込んでみんなでエンターテイメントを作るっていう意味のコミックバンドということ。ユージさんとイケチン先生がドリフターズに擬えたが才能あるタレントが揃ってるという意味では近いのかもしれない。だがすごバンはすごバンというオンリーのカテゴリーなんだろう。

久しぶりに何気なくソナコミを視聴したのだがタイミングよく面白いバンドを知ることができて良かった。「すごいバンド名にしたかった。」はこれからもっとメジャーになっていく気がする。イケチン先生の聞き方も素晴らしかったけどお話がすごくうまくてわかりやすかった。表参道のヴィジョンで知名度が上がりファンが増えていくのを願っている。