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レポート
つい先日のOTONOVA2025ファイナルで、宣言通りのグランプリの栄光を掴み取った我らがElizabeth.eight=通称「ベスハチ」。
この日はその後初となるライブ、いつものバンドセットとは異なる、ギターのこふじさんに「弾かせ」、ヴォーカルのミワユータさんが「語る」、という形式で行われる「ベスの弾かせ語り」として、土浦Leo's Barに出演。
3番手で登場したお2人。通常のベスハチのライブではいつも、最後の曲の前のMCで「私のこと友達だと思って話を聞いて」と繋げていく流れだが、弾かせ語りの時は冒頭MCで「目を閉じて3つ数えたら友達」のおまじないをかけ、最初の曲・自己紹介替わりの「あたしバンドマン」で一気に2人の紡ぎだすワールドへといざなう・・・。
2曲目は、本気で・誰よりも高い熱量で挑みグランプリを勝ち取ったOTONOVAファイナルで、長い音楽活動を通じて繋がったバンド仲間の中でも、協力してくれたかしてくれなかったで、まさに自身の葬儀に出禁にしたい人の選別となってしまう、という話題からの「ラヴレター」。ここぞというときに力になってくれるか否か。本当にそう思う。
そして3曲目「君に会えた」。殺伐とした世界の中での「出会い」という奇跡。自分にとっても、ベスハチとの出会いも生涯の友と呼べるような友人や人生のパートナーとの出会いも、全てが魔法のような奇跡、と改めて思わずにはいられない。
4曲目は「I was Born」。競い合った同年代のバンド仲間の中には、幸せな家庭も仕事も普通に持ちながらのいる人もいるけれど、自分たちにはバンド・音楽以外何もない、だから絶対優勝すると決めた、と。
5曲目は「火星の海」。脇役でもいいとあきらめず、主役になるんだという意気込みで挑んだコンテスト。過去曲ながら、まさにこの状況にリンクするような世界観の歌詞にただただ痺れる。
余談だが、この日の会場「Leo's」ではお通しにポップコーンが出されるのだが、歌詞にある「はじけきらなかったポップコーン」を思わず探してしまったり(笑)しかしこれがまた絶妙な塩加減で非常に美味でついつい手が止まらなくなるポップコーンでね。もちろんはじけてないものなんて無かった!
続いて6曲目「コールタール」。グランプリ獲得時、決してはしゃいだりしなかったメンバー。その時の受賞スピーチも含め、ベスハチのファンでいることがこれほどまでに誇らしいと思ったことは無かった。でも、心の中にはコールタールみたいなものもある。それは誰しもがそうだろう。それを公の場であらわにするか否かに、人間性が現れる。
7曲目の「スーリヤ」は、まさにコロナで緊急事態宣言が出た際のことが歌われた1曲。ライブハウスでのクラスター発生もあり、楽器を持って街を歩いているだけで物凄い眼で見られたというあの時期。確か3月半ばにとある洋楽アーティストのライブを新宿LOFTに観に行ったけど、そういったご時世だからとチケットあるのに来場をあきらめた人もいた、そんなことを昨日のことのように思い出す。
ラストは「揺り籠と棺桶」。「友達なら、絶対理解してくれているはず」1ファンとして、この上なく・たまらなく嬉しい言葉。決して一歩通行ではない、信じあう・通じ合う気持ち・・・。
「目を閉じて、また会いましょう。3,2,1」魔法のおまじないが解けても、しばし夢見心地、余韻に浸る・・・
この夜も心揺さぶられるひとときを、「Leo's」というとても居心地の良い空間で過ごすことができて幸せだった。
ベスハチの楽曲の歌詞がどれも素晴らしいのは当然なのだけれど、「弾かせ語り」はその歌詞が一層ダイレクトに響いてくる故、演者であるユータさん・こふじさんから伝わるメッセージはもちろん、自身の様々な記憶や心情を想起させられたりもしてしまい、いつも以上に魂を揺さぶられるようにも思える。
OTONOVAで初めてベスハチに出会い、何か一つでも心に引っかかったものがあったそこの貴方、一度是非この「弾かせ語り」も体験してみるのは如何・・・?
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第9022815001Y45037号
cosmicted
No.2352976
onechan
No.2352910
あの日の魔法の瞬間が
極上のひとときが目に見えるようです( ´∀`)
“信じ合う、通じ合う気持ち”にグッと来ました🐝
レオズバーって
やっぱり魅力的💛
すばらしい!(2回目笑)
👏👏👏👏👏👏👏👏