【夕月ティア】地球で一人、夢を掴む為に奮闘する金星人
ぶいみゅ pre. Vマッチ vol.1 《予選グループC》
開催日: 2022/10/21
私が夕月ティアという金星人のことを知ったのは2年前の2月末。
最初は可愛くて健気な子だなと思ってなんとなく追っていた。そして、歌がうまい。
当時から彼女はギターやピアノの弾き語りをしたり、歌ってみたを出していたりと音楽に関わった活動をしていた
↑初の歌ってみた動画である須田景凪(バルーン)の『雨とペトラ』カバー
活動当初から顕在している力強い歌声は、夕月ティアの魅力の一つである。
↑弾き語り短編動画の総集編
そんな彼女の音楽に対する真剣な想いが活動に顕著に現れ始めたのは1年後の2021年。
2022年になるまでの1年間でソロのオリジナル曲を5曲(※1)披露し、3D化、"感情"をテーマにした歌ってみた6週連続投稿、VTuber59人合唱の主宰にバーチャル空間でのライブなど、個人VTuber、VSingerとしては濃密すぎる1年を駆け抜けてきた。
↑投稿者作成。2021年の主な出来事の年表
(※1)『HORIZON』は2020年にCF限定アルバム収録曲として出た曲。MV公開が2021年。
そんな彼女の掲げる夢は「地球のたくさんのライブに出演する」「地球の大きなライブステージで歌を届ける」ことである (FANBOXプロフィールより)。
↑「【自己紹介】金星人Vtuber夕月ティアです!」より
これは活動開始当初から挙げていた夢であるが、彼女の音楽への熱量が、着実に夢を現実のものにしている。
今年7月16日には、過去にはキズナアイなど、名だたるVTuberやバーチャルアーティストが出演した音楽フェス『Virtual Music Award 2022 SUMMER』にてオープニングアクトを務めた (こちらからOPアクト含む冒頭一部が視聴可能)。
1か月後の8月14日には活動3周年を記念した、初のワンマンライブ『Raise The Flag』を池袋HUMAXシネマズにて開催した (こちらから冒頭一部が視聴可能)。
↑1st One-Man LIVE 『Raise The Frag』の様子
↑『Virtual Music Award 2022 SUMMER』の様子
1stワンマンライブも大成功に終わりVSingerとして着実に歩んでいる彼女。
しかしこれは、まだ夢の、旅の中間地点に過ぎない。
ワンマンライブの表題であるRaise The Flag ――「旗を掲げろ!」には、ここは中間地点であり夕月ティアはまだまだこれからも進んでいくという、彼女の"これまで"と"これから"を詰め込んだ意味になっている。
そんな彼女が今挑戦している「ぶいみゅ pre. Vマッチ vol.1」。
ここ数日わたしの体調が芳しくなく、またmudiaの登録に手間取ったこともあり投稿が予選終了時刻ギリギリとなってしまったが、彼女のこれからの躍進を願い、彼女への応援の意としてこのレポートを投稿させていただく。
最後に、彼女の歌の魅力として数曲、私のオススメを紹介させていただきたい。
【オリジナル曲】より (再生リストはこらち)
HORIZON/夕月ティア【MusicVideo】
レポート内でも脚注で触れた、実質夕月ティアソロでの初オリジナル曲である。
音源はCF限定品であり、デジタル配信のリリースはされていない。
しかし、この曲および収録アルバムを制作し、彼女の所属する同人音楽サークル「Re:fAce」でのライブではピアノアレンジが加わったバージョンや所属VTuber3名が共に歌唱するなど人気を博している曲である。
実際、掻き鳴らされるギターの音や芯のある夕月ティアの歌声やシャウト(※2)、そんな彼女の凛とした姿を想像させられる歌詞がかっこよく、ライブ映えする曲である。
(※2)シャウトは元々いれると決まっていた訳ではなく、収録時の彼女のアドリブである
平等/夕月ティア【MusicVideo】
『HORIZON』とは打って変わってピアノの音が印象的な曲である為、ライブで歌われることは少ない。だがしかし、ファンの間では根強い人気のある名曲だ。彼女の歌声も、曲の盛り上がりや深い歌詞に合わせて力強い時もあれば儚さもある。彼女の表現力を感じさせられる曲である。
Raise The Flag/夕月ティア【MusicVideo】
レポート内で触れたワンマンライブ『Raise The Flag』の表題曲である。
夕月ティア自身が作詞を担当しており、作曲者Kainé氏の創る音に沿った壮大な世界観の中にしっかりと彼女自身の、これからを見据えた決意の込められている。
何気に夕月ティア初の3DMV(※3)であり、MVの完成度も高い。曲、歌、MV、関係する全てを含めて至高の作品となっている。
(※3 この曲よりも先に『平等』のshortMVが上がっているが、これは八ツ橋まろん氏によるUnity解説動画用に作成されたものである)
また、同じくKainé氏が作曲したオリジナル曲「シンク」も投稿者のオススメ曲である。ただのオタクとして言うと、初めて聴いた時泣きました。
【歌ってみた】より (再生リストはこちら)
【歌ってみた】反芻シ考 covered by 夕月ティア【Vtuber】
夕月ティアの歌はどれも良いし、時を重ねるに連れ進化しているが、投稿者の中ではダントツでこれがオススメ。
ボカロPのれるりり氏から提供を受けた楽曲の公開に先んじて投稿された歌ってみた動画。
とにかく"がなり"がヤバい(語彙力)。夕月ティアの歌声の魅力として真っ先に"芯の強さ"や"力強さ"が挙げられるが、この曲は全体としては力強さで押している訳ではないのにサビなどここぞという瞬間に入る"がなり"が強いアクセントになっている。
更に、ラスサビ前には原曲にないアレンジを入れており、夕月ティアの『反芻シ考』を一度聴けば、誰が歌う『反芻シ考』を聴いたとしても彼女の叫びが聞こえるだろう。
【女性VTuberが歌ってみた】マーシャル・マキシマイザー covered by 夕月ティア
こちらも夕月ティアの"がなり"や芯のある太い声がかなり効いてる歌ってみたである。
サビに入る瞬間の「Fail!」には誰もが圧倒されるだろう。さらに「Fail!」の後ろに入る妖艶な笑い声や、アウトロの囁きといったアレンジにドキッともさせられる。
また、ラスサビで勢い余って手がマイクにぶつかっているところや、ファンならクスッと笑う小ネタが入っているところも、遊び心があって個人的に好きである。
【女性VTuberが歌ってみた】シャルル covered by 夕月ティア【#シャルル杯 最優秀賞作品】
「The First Step」主催の歌ってみた大会にて、課題曲「シャルル」のシャルル杯にて最優秀賞を獲得した夕月ティアのシャルル、その完全版である。
初めてカバーした曲と同じ作曲者の曲で最優秀賞を獲得したということも感慨深いが、何より、実際に、良い。個人的には素人目では音が高く歌いにくいサビの歌い方に感服した。それでも声をあんなに張り上げて、それでも依然綺麗な声で歌い上げているのもすごい。"がなり"を効かせた曲でも、私などはがなろうとすると汚くなってしまったり、その後が綺麗に歌えなかったりするのだが、どうして夕月ティアはあんなに力強さと綺麗さのバランスを取れているのだろうか......。
「笑って」や「さよなら」のコーラスや言い方もドキッとさせられる。最優秀賞に相応しい歌ってみただと思う。
以上をもって私の夕月ティアに関するレポートとさせていただく。
拙い部分もあるだろうが、ここまで読んでいただきありがとうございます。
レビューやコメントを投稿するとギフトがもらえる!
ログインしてコメントする
Tak-chan
No.2332562
ひとみんⅢ
No.2232080
虹ぽん
No.2211487
DAN.
No.2110065
ppyon
No.2087613
F.K
No.2080611
chokki530
No.1935655
るんるんるんるん
No.1923603
天然水💧
No.1884241
ゆんん
No.1832113