松山あおいさん、ありがとうございます
ARTISTS LEAGUE GRAND-PRIX 2021 決勝『蝉ファイナル Aブロック』
開催日: 2021/12/25
これほどワクワクとソワソワと緊張感に包まれながら観たイベントはありませんでした。
公開された、蝉ファイナル各出場アーティストさんによるライブの映像も、もちろん観ました。
その上で、私が応援している松山あおいさんは、やはりこの「アーティストリーグ」で観ることができてよかったアーティストだった、という印象でした。
投票当日は、サイト上でコメントによる応援まで可能という点で、さながらライブ会場にいるように、出場者に対してよりリアルな存在感を感じられ、またギフトを送ることでポイントを投票することができる仕組みなど、観る側が応援リアクションで楽しめるのはとても斬新なものに思われました。
審査員の方々の投票ポイントに加え、視聴者による投票ポイントがファイナル出場を大きく左右するということは、視聴者の反応の重要さを表しているように思われました。
また、そういったリアクションによってアーティストさんとの一体感を感じられるところは、ライブの醍醐味に通じるとことがあると思います。
現在、アーティストさんの多くは、配信など様々なメディアでパフォーマンスを展開しておられると思いますが、そこにはそれを通じてコメント等やりとりができる仕組みのあるものもあって、本人が意図するイメージがより強く伝わる環境にあるように思われます。
さらには、曲のみならず、ネット上でのやりとりを通じたリアルイメージが、アーティストさんの個性あるいは魅力となって観る側に存分に伝わり、ファン増加につながっていると言っても過言ではないと思います。
歌い手として、アーティストさんが歌唱に秀でているというのは言うまでもありませんが、現在はそれをアピールしたり、伝えたりするためのクリエイティビティも重要なファクターとなって、それが観る側、楽しむ側の評価を大きく左右するという状況にあるのではないでしょうか。
アーティストさんがどこにオリジナリティを投影させ、その世界を魅せるか、という視点は、あらゆるメディアの増加によって明らかに拡大しており、そこでは本人が持つプロデュース力がより大きく影響するように思えます。
TVアニメ「松山あおい物語」において、配信を心待ちにしているファンが、それが始まった途端に回転してまで喜ぶという場面がありましたが、ファンとしては誰しもそんな感じのところがあると思いますので、「描き得て妙」だと思います。
こういった現在において、松山あおいさんの言う「パオパオ」というのは、観る者を歌と共にライブ空間に引き込む力を無限に持っていると感じます。その点では、ダンスも然り、ヘアスタイルや衣装も然り、カッコイイや可愛いも然りとは思いますが、観るものが積極的に楽しめる時空を自らのアクションによって創り出しているという点では、特に魅力的に感じられました。
イベントの視聴者、投票者である私は、応援したい、楽しみたい、と思って観ており、そういった視点では、松山あおいさんに、特に惹かれるものがありました。
今回は惜しくもファイナル出場はなりませんでしたが、本当に楽しく応援させていただきました。
ありがとうございました。
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