高遠波名さん(^^)予選2nd進出おめでとうございます！

波名さんは、月１でデジタルリリースしています。9月は「blackout」、10月は「丘の向こうのポシュテ」、11月は「飄」（つむじかぜ）です。

「blackout」（暗転）は、舞台演劇の世界です。残らないものの儚さと、それ故に、未来へと展開してゆく力のすばらしさが、私の胸に静かに伝わります。私の中に確かに響きます。

「丘の向こうのポシュテ」は、イラン映画『友だちのうちはどこ?』の少年の気持ちになってつくられたもの。友だちを思い行動し、途方に暮れる少年の様子が目に浮かびます。明日の為に自分のできることを考える少年の、頼もしさに出会います。私は笑顔になります。柔らかなメロディーと共に、私の体の中に素直に入り込んできます。眼の奥にそっと伝えてくれます。そして、バックに流れる楽器の深くて柔らかな音色が、映像を見せてくれます。

「飄」は、恋の予感から恋に落ち、そして終わった物語。始めの予感からあっと言う間に惹き込まれる姿が、私を惹き込みます。そしてまたまた、あっと言う間に取り残される姿に、ちょっと感情移入してしまいます。さらっと歌われてゆく「貴方はつむじかぜのような人」が、私のこころに風を吹かせます。

皆さん、9月から11月にデジタルリリースされた波名さんの3曲、是非お聴きになってみて下さい。

3曲全く違うテーマです。残らないがゆえの発展、少年の友だちへの思い、そしてこころの中を掻き回した恋。

「blackout」では、創り出すことのすばらしさを感じることと思います。「丘の向こうのポシュテ」では、自分の少年時代に思いを馳せ、優しい気持ちになることと思います。そして「飄」では、自分の中で誰がつむじかぜだったのだろう？！これから、「つむじかぜのような人」が現れるのだろうか？！(^^)なんて想いを広げることと思います。

皆さん、そんな愉しいひとときをゆったりとお愉しみ頂けたら(^^)嬉しいです。