かわむらいさみとの出会い
【セミファイナルC】OTONOVA2023
開催日: 2022/12/28
今から3年ほど前、2020年2月のこと。名古屋の台湾ラーメン屋で、ぼくらはかわむらいさみさんと出会ったのだった。かわむらさんもぼくらも名古屋の人間ではない。奇跡的な出会いがそこにあった…とカッコつけましたが、要は飲み屋で隣にいたのがかわむらさん、とそういうことです。音楽まったく関係ない出会いだった。
彼の作る音楽との出会いはその翌日。
名古屋からの帰途、半信半疑に過去の作品、すなわち「乱舞虎」名義のアルバムを聴き始めた。一聴して気に入った曲もあれば、聴き込んでいくとその良さがわかるようになった曲もある。ていうか、アルバムによくある捨て曲みたいなのがない。それでもって歌詞もいい…これは人生…ってそれは前回のレポートで書いたから割愛ね。
当時は、ソロ名義のアルバム「心BEAMS」の発売直前の時期で、リリースが非常に楽しみだったことをよく覚えている。アルバムのテーマが親子とか家族とか、他にはちょっとないものだったのも大きい。当時のぼくは、親子の問題の渦中にあり、彼の音楽に救われてもいたから。
リリースにつきもののレコ発ライブも行く気マンマンだったのだけれど、その頃、コロナ禍がすでにはじまっていた。ライブなどまったく無理な状況になってしまっていた。
かわむらいさみは、そういう部分の運に恵まれていない男である。
実にかわむらいさみらしいのは、その後もぼくがみている限りでも何度かそんな不運な場面にでくわしている事だ。きっと前世が良すぎたか、もらった奥様が良すぎたかして、均衡を保っているのかもしれない。
そんなわけで、かわむらいさみに出会って半年くらいはずっと配信ライブだった。
配信ライブを観るときは、画面を前に餃子を食べたり、うどんを食べたりした。…ちょっと何を言っているかわからないと思う。ぼくの口からうまく説明できるかわからないので、それがかわむらいさみライブの世界観である、とだけ言ってみる。
ソロアルバム「心BEAMS」以降は、シングルやEPを次々にリリースしている。ファンのみなさんがレポートに書かれているようにどれもいい曲ばかりで、今の社会問題の当事者に寄り添うテーマの曲まである。
やっぱり何度でも言おう、かわむらいさみの音楽は人生だ。
まだ音源化されていないライブでしかやってない曲もあるし、いまや音楽はストリーミングの時代だけれど、はやくフルレンスアルバムをフィジカルでリリースして欲しいものだ。そのためにもみなさんの応援とオーディションの勝ち抜きが必要になってくると思う。
ところで、かわむらいさみのCDはいつも、イタズラ心なのかサービス精神なのかよくわからないものにあふれていて、おもしろい。是非とも手にとってほしい。
レビューやコメントを投稿するとギフトがもらえる!
ログインしてコメントする
DAN.
No.2144527
ppyon
No.2118094
F.K
No.2103069
もりぴぃ🍀
No.2098517
chaco
No.2044108
らっぴー
No.2016660
にやん
No.2011649
ゆずれもん
No.2004911
あしゅみん
No.2003223
水戸納豆
No.1787481