アオイエマ。さんの魅力は、その歌声です。美しく、とても優しく、声を震わせて、時に力強い歌声は、ストレートに心の扉の一つ一つに沁み込んでいきます。
頑丈な心の扉でも沁み込み解放してくれます。いつでも心に寄り添ってくれるそういう歌声です。
一度聴いたら、心から離れなくなる歌声です。

その歌声を一層引き立てているのが、歌っているときの表情や仕草、雰囲気。
特にカバー曲の「心做し」は、感情を込めて歌っているので、表情と、いつも涙して歌うエマさんを観て、もらい泣きしてしまいます。
電車では、「心做し」の動画は絶対に観ることができません。（笑）

そして、エマさんの最大の魅力は、何といっても、その人柄です。
歌っているときの凛とした姿とは、また違う、素で正直で飾らない表情を見せてくれます。
そのギャップに皆さん驚きますが、より距離感が近くなり魅力になっています。

一番感じているのは、才能はもちろんなのですが、間違いなくそれ以上に
相当に努力されています。
高校3年生から現在の大学4年生の間にコロナ渦の中で、路上、曲作り、
ワンマンライブ（5回）を期間を空ける事なく、されてきたのはすごいことです。

オリジナルの歌詞もエマさんの魅力になっています。
「自分は自分であり続けたい」そう言ったメッセージが込められている曲が多いです。そして歌詞の内容も深いです。
ファンが大好きなオリジナル曲「アネモネ」に出てくる「這い上がれサヨナラ遠き日よ　悔しさはいつか味方になるから」は、とても勇気付けられるフレーズです。

エマさんは、「片耳にカラスムギ。」を3月末のワンマンで解散発表し、
そして7月7日のラストワンマンで解散となりました。
3月末の時点では音楽活動の継続は保留でした。
ラストワンマンの時に手紙でも触れていましたが、これから一人になり不安の中で、全部やめて逃げてやるという気持ちもよぎったけど、自分が救われた歌で誰かを救いたいと、エマさん自身のこえ「聲」を届けたいという気持ちで継続を決断したと。
「片耳にカラスムギ。」の「聲」という曲を聴いて頂けると、声にならない「聲」を届けたいというエマさんの気持ちをもっと知ることができると思います。

歌がうまいアーティストさんは、沢山いますが、心に響く、優しい気持ちになれる、心を救ってくれるアーティストさんは、本当に限られていると思います。
間違いなく、エマさんは、その一人であり、日本に必要なシンガーだと思いますので、沢山の方に、できるだけ早くアオイエマ。さんの歌声が届くことを願っております。

#やっちゃえエマちゃん