SS YURICAさんは、全部で13曲のオリジナルソングを持っている。特有の高音域の裏声と、 まるでハープのような音色のギター、そして足に鈴を巻き付けて演奏するという唯一無二の音楽はどれも素晴らしい。
そんな中で彼女がこの大会に向けて選んだ楽曲がEND OF THE EARTH(地球滅亡)だ。
この3分にも満たない曲の中に、膨大なメッセージを込めていることに驚いた。下記は、彼女の親しい方が書いた曲の感想だ。皆に読んで欲しかった。転載許可を得て、ここに書き込ませていただいた。
【END OF THE EARTH】の感想(全10回)
ss yuricaさんの最新曲の感想を
10回に分けてまとめてみました
音楽の受け止め方は人それぞれです
100人いれば100通りの感想があり
感じ方は千差万別です
何か1つの正解があるわけではありません
あくまでも僕の個人的な感想です
■ピッチの速さ(1/10)
ss yuricaさんのオリジナル曲の中でも
最もメッセージ性の高い曲です
テーマは「地球の終わり」
まさに人類に対する警鐘です
美しいメロディーですが
従来の速さでは
牧歌的になってしまいます
ピッチの速い曲調によって
滅びに瀕した地球
人類への強い警告を表現しています
■yellow sparrow(黄色い雀)(2/10)
雀は環境のバロメータで
過去20年で8割も減少しました
それは明日の人類の姿です
雀は遺伝子的には
♂は鮮やかなオレンジ
♀は黄色に近い鳥です
人と寄り添うことを選んだ彼らは
地味な保護色へと変化しました
ss yuricaさんはそんな雀に
ご自身を重ねます
■透明な葉(transparent leaf)(3/10)
「僕は黄色い雀。透明な葉と共に」
透明な葉(transparent leaf)とは
見えなくなった葉つまり地球上で
消えゆく植物を暗示しています
地球が砂漠化しつつあります
現在、年間4万種が大絶滅しています
黄色は地球の「黄信号」
透明は「絶滅」の暗示です
■透明な月(transparent moon)について(4/10)
月が存在しないと地球の自転は1日4時間
地上は時速数千キロの猛嵐となり
生物が住めない星になります
隕石からも地球を守ってくれています
そんな月の役割を知る人はごくわずか
人はあって当たり前のものに感謝しません
だからtransparentなのです
■alive or dead(生きるか死ぬか)(5/10)
月は毎年5センチずつ地球から離れています
地球から放出された大量の水やゴミも吸収し
隕石も加わり重量が増えれば
月は地球の引力圏から離れます
そうなったら地球の終わりです
■チョウのアニメーションについて(6/10)
「バタフライ効果」という現象があります
蝶の小さな羽ばたきがきっかけとなり
波紋のように広がり
地球レベルにまで影響することを
意味します
ss yuricaさんの新曲も
バタフライ効果で
全世界にメッセージが
届きますように🙏
■Lylacs star(リラ星)(7/10)
リラ星はすでに消滅した星です
最新研究では地球の生命のDNAは隕石などで
地球に来たという説が有力になっています
リラ星も地球の生命の故郷だった可能性があります
「お空の向こう僕らのリラ星」という歌詞は
地球もリラ星と同じ運命を辿ることを暗示しています
■transparent emotion(透明な感情)(8/10)
歌詞の中で1回しか出てきません
Lylacs star(リラ星)の直前です
現在の地球は善悪、強弱、貧富など
ネガティブとポジティブなどの
二極性の争いの星です
どちらにも偏らない
ニュートラルな在り方
transparent emotionを
リラ星にたとえています
■エンディングのアニメーションと効果音(9/10)
嵐の描写に始まり、核爆発、大洪水などを
暗示するシーンが次々と現れます
これは月が地球の引力圏から離脱すると
地上で発生するとされる現象を描写しています
ss yuricaさんは科学的知識なしに正確に
そうしたビジョンをキャッチされています
■まとめ(10/10)
ss yuricaさんの楽曲全てに言えることですが
単に可愛く綺麗なだけの曲ではありません
その裏には強烈な力強いメッセージ性が隠れています
個人的には「世界の禍の扉」を閉じる歌だと思います。
以上がとある方が彼女に送った曲の感想だ。YURICAさんは、世界のメッセンジャーであり、それは天性のものだ。彼女の歌は世界を救えるし、それと同時に滅ぼす力も持っている。
それはこの世界が決めることだと思う。Sparrow Soldierは、世界のメッセンジャーだ。高らかな鈴の音色と共に、君の声はきっと世界へ届く。それが叶わなければ、君の言うこの濁った世界は滅びるだろう。
ボロボロになりながらもなお戦い続ける小さな兵士を心から尊敬している。