今、改めて1-SHINEの昔の画像なんかを見直して、彼らが歩んできた道を思い出しています。レポートは、今回はセミファイナルに上がった5人に向けた手紙形式で書こうかなと。
本人達へのエールの手紙なので、レポートという感じなではないです 笑
「1-SHINEのみんなへ
今、昔の画像とか見て、あーだったな、こーだったなって思い出しながらこれを書いてるよ。
昔はみんなギラギラして尖ってて、何が来ても怖いもの無し!って感じの、勢いが爆発してたステージだったね。音も男臭くて荒削りだけど、熱量がとにかく凄かった。
他のアーティストからは「怖そう」って思われがちで 笑、現に「負けたくない!」っていうオーラがビシビシ凄かった 。
周りを寄せつけずに孤独に闘ってきた1-SHINEだけど、その後バンド仲間もたくさん出来て、制作仲間も出来て。
でもその中で「続ける」っていう事の難しさを他のバンドの解散から教えてもらったりして。
刺激受けたり勉強させてもらったり。
怖いもの知らずだったみんなも、時間が経つにつれて鼻をへし折られ、心を折られ、、。試行錯誤してきたよね。
音を変えてきたり、やり方を変えてみたり。
変わる度に、「昔の方が良かった」っていう意見もあったかもしれない。新しい事をする度にファンも変わっていった。
でも、昔のままでやってても何も進まないわけで。
今までやってきた事を変えるっていうのはその都度勇気がいるけど、そういう迷いや苦しい思いをして試行錯誤しながら今の形に繋がってると思うと、全てが良く思えてくる。
長くやっていれば、新しい事をやるしにしても疲れてしまったりするけど、倒れそうになっても踏ん張ってまた起き上がって、常に向上心を持って、音もパフォーマンスも進化続けてて、自分たちのMAXをいつも探し続けてきたところ、本当かっこいいよ。
そんな中で、これからっていう時にコロナ禍になって、ライブハウスやライブそのもののイメージも地に落ちて、活動拠点だった所も倒産して。
夢を諦めて解散していくバンドを目の前にして、どうなっていくのか見守ってたけど、まさか苦手なSNSに切り込むとは夢にも思わなかった。
しかもTiktokっていう戦場で。
バンドカバーは、クリスマスの時にラストクリスマスを歌った位で全くやった事なかったし、それを定期的に5人がバンドとしてバンドカバーで演奏してTiktokに上げられるのか?
ライブバンドだよ?ライブバンドってそういうの苦手な生き物でしょ? 笑
って心配だったけど、蓋を開けてみれば凄くて。
1-SHINEっていうバンドを生き残らせていく為に飛び込んだ選択、これが当たった。
ジャニーズ、Kpop、アイドル、LDH、、等の楽曲なんかを1-SHINEらしいバンドカバーに作り直して(リーダーが耳コピで)、録って、メンバー全員集まって撮影してTikTokにアップして。。
簡単そうに見えてこれがどれ程大変か。
もともと1-SHINEには音楽の垣根とか全くないタイプだったから、いい曲はいいって思える感性で演奏できてるのも凄く良かったんだと思う。
しかもそのカバーがバカクオリティ高くて、本当にびっくりして。
新しい才能、1-SHINEを見た感じがした。
ライブバンドがこういう形で自分達を知ってもらうっていうのは、葛藤もあったと思う。
でも、別ジャンル、知らなかった曲をカバーをする事でとても勉強になってると思うし、コロナ禍でも腐らずに、ずっと学んでたと同じ、吸収したり、自分達を高める事をやってたのと同じだよ。
ファンも増えて、本当に勇気出して新しいカタチのバンドの発信ができて良かったなって思ってる。
音楽に垣根がないから、アーティストリーグの決勝に進んでるアーティストの楽曲も、いいものはいい、っていう感じでバンドカバーで上げたのは自然な事だったと思う。
Tiktokでやってきた事がこういうところに出てて、いいなって思った。ほんと、こういう事が自然にできる所が大好きだよ。
ビリビリバチバチのアーティストリーグではあるんだけど、こういう感性を持ってるバンド、ほんと、素敵だよ。
勿論カバーだけしてるんじゃなくて、新曲もちゃんと作ってワンマンで披露してさ。凄いよ。ギラギラしてた若い時に作った「Stay Or Dive」も、リアレンジして進化させて、今のみんなだから表現出来る曲にして、また闘いに挑んでる。なんかもう、どこまでもやる事がイカしてるよ。
去年、1-SHINEの先輩、モリナオフミさんの名言で、
「この状況下(コロナ禍)、今はバンドの''個の力''が試されてる。
今が生まれ変われるチャンスと捉えている。ここで生き残ったものが生き残れる」
って言ってたのが今でも忘れられなくて。
生き残るために1-SHINEも必死に頑張ってきたよなあ、で、もがき苦しみながら生き残った先に、今のアーティストリーグっていうとてつもない大きな大会のセミファイナリストにまでなって。何が何でも這い上がる!っていう気持ちでここまできたよなあって。
それを懸命にSH1NEも支えてきたよなあって。
今年1-SHINEのファンネームが「SH1NE(社員)」ってなった時に、社員?面白いねー 笑、じゃあリーダーは社長だねー 笑とか、笑って和気あいあいだったのが、まさかこんなに早くから「最強応援団」として認知されて、輝くファンネになるなんてさ。
今までのSH1NEのレポートを読んでも、SH1NEの文には血が通ってると思っている。1-SHINEの為に時間をかけて、一文字一文字思いが込められている。
だから、みんな投稿するまでにとても時間がかかってる 笑
それだけ、レポートにも全身全霊を注いで書いてるからね。
ここから、ひとりひとりにエールを送るよ。
Yasu君
1-SHINEの為に、日々身を削って曲をたくさん作ってくれてるリーダー。
ライブでは、ピリピリとこれでもかっていう位妥協しないでストイックにステージの音を作るリーダー。
やっすんが作った1-SHINEっていうバンドと、素晴らしい曲たちにありがとうの気持ちでいっぱい。
コロナ禍がきっかけで解散の話が出た時、「リーダーとして、大きな夢と若さ故の勢いだけで引っ張ってきたけど、いくら経ってもステージが変わらないこの状況で音楽を続ける事は、メンバーにとって幸せな事なのか?」って書いてたよね。
やる気はあるんだけど、現状でいいのか、それても進退かけて前に進むか、リーダーとしての責任を感じる、重い言葉だったよ。
でも、ここまでこれた。凄い事だよ!夢を掴むまで後少し。絶対掴みに行こう!
Yuma君
1-SHINEのボーカル&フロントマン。
昔、渋谷で輝いてた某Nがつく先輩アーティストさんが、ゆーま君の事「あいつは熱く燃え盛る火の玉小僧みたいで 笑。 でもそこがいい」って言ってて。熱くなるところを見せるって、今の時代だと流行りじゃないかもしれない。だけど、結局最後に人の心を動かすのは情熱、熱量だと思ってる。
ゆーま君のステージには火傷するほどの熱量がある。歌に魂がある。フロアにいるお客さん達も虜になる。絶対ファイナルに進んで、心に炎を持ったライブバンドのボーカルってこうなんだ、っていうところをたくさんの人に見てもらいたい!頑張ってね!
Shinちゃん
しんちゃん、しんちゃんのライブでの音が一番変わったと思ってる。ドラムの練習や努力凄くしてたよね。しっかり見てたよ。
ドラムはバンドの心臓。ストイックなリーダーの元、ギラッギラの1-SHINEの中にあって、心臓鳴らし続ける事は並大抵の事じゃなかったと思う。でも、その努力が報われて、夢に繋がろうとしてるよ!
優しさ決定戦があったら間違いなく一番じゃないか?っていう位優しいしんちゃんが、ファイナルのあのキラッキラに輝やくBLACKBOX³のステージで、ガンガンに力強くドラム叩く姿が見たい!頑張って!
Hiro君
どのバンドも、ベースやってる人って独特な雰囲気があるよね。1-SHINEのベースもそう。
ヒロ君は音楽、ファッション、Life、色々美学がある人。最強の男前、アーティスティック(イシンのグッズ、アルバムジャケ写もデザインしてきた)、喋ると癒し。
ベース持って立ってるだけで、凛としたオーラが漂って、熱い1-SHINEの中にあってそのクールさが際立ってる。褒めるところがあり過ぎる 笑
メンバーと一緒に勝ち上がってきたこの大会、今の気持ちはどうかな?冷静なヒロ君も、フツフツと闘志が湧いてると思う。
ファイナルで、クールに闘志を持ったベースが聞きたい!頑張って!
BIT
途中から加入したビット。ビット以外山口出身、既にイメージが出来上がってるバンドの中に入る事は、少し心配もあったと思う。
1-SHINEとはそれまではfeat.で入ったり、友達としての付き合いだったのが、夢を一緒に掴みに行く「仲間」になって、大きく人生変わったよね。
今では1-SHINEの音には絶対欠かせないビットのラップ。向上心強いから、スキルアップどんどんしてきた。
ビットの高速ラップは最高だよ。
BLACKBOX³のステージが、決勝出場者一映える人だと思ってるよ。頑張って!」
、、、、以上が長々とした手紙です。
時代に合った、希望に満ち溢れたピュアなアーティストもとてもいい。新鮮さではとても敵わないです。
だけど、長い活動の中で傷ついて倒れて足が1本折れても、前を向いてチャレンジしながらまだ立ってるバンドは更にドラマティックでいいと思っています。
必ずファイナルに勝ち上がって、這い上がってきたライブバンドのパッション溢れるライブシーンを見てもらいたいです。名もない5人の男達が、革命起こしにいきます。
頑張れ1-SHINE!