隠世はてなCat'shole会場代表決定戦感想
全部で8曲、温かく優しい曲を基調としたセトリでした。
1曲目の「今日まで生き抜いたキミへ」は、繊細で優しい、自身の全てを受け入れてくれる曲調と歌声で、心が安らぎました。
2曲目の「大人になりきれない僕達」は、ギターの優しい音色と語りかけるような声、堪えられない気持ちを表現したサビの声に心奪われ、曲の世界に入り込みました。
3曲目の「紡ぐ」は、温かい風を想起させるかのような優しい声に包み込まれました。キレイで穏やかな声と彼女の音楽を上手く表現した歌詞が魅力的でした。
4曲目の「むじょうけんこうふく」は、普段のかわいらさ全開の声ではなく、落ち着いたかわいさがとても微笑ましく癒されました。
5曲目の「6畳の夢」は、夢についての彼女の経験が力強い声で表現されていました。夢を見る上での自身の葛藤を届ける全力のパフォーマンスは圧巻でした。
6曲目の「兆し」は、サビの自然な畳み掛けと温かい歌詞、声は、彼女自身がありのままでいいことを強く表現する安心感を与えるとてもキレイなものでした。
7曲目の「今日も生き抜いたキミへ」は、落ち着きと平穏を届ける歌声がとても印象的でした。普段のオケではエネルギッシュに表現されていて、気持ちを昂らせるこの曲が、それとは対照的にアコギだと気持ちを落ち着かせるという二面性に驚かされました。
8曲目の「どうにかなるよ」は、安心感を与えるとともに、寄り添う歌詞・声がとても温かく会場にこだましました。会場でサビを一緒に歌う一体感溢れる演出がその曲の魔法にかかったかのように、過去の失敗の傷を癒してくれました。
ギターを本格的に初めてから、一年を経ていないにも関わらず、これだけの曲をギターで表現出来るようになった(そのうち2曲は9月に公開された新曲)彼女の弛まぬ努力がどうか報われ、Zeppの夢を掴めるように応援していきたいです。
2024/11/07