皆さんからの応援レポートに込められたアーティストへの愛に感化されながら、週初めの夜にこのレポートを書いている。

原薫、仕事の関係で出会い、かれこれ6年来の付き合いだ。友人だからこそ、私は皆さんと一緒に彼女の挑戦を応援したい。

それは、周囲の応援を受け、どん底の状態から這い上がり前へ進んできた経験があり、その応援の輪を周りへ拡げていく力、姿勢、行動力を彼女は持ち合わせているからだ。特に行動力は、このオーディションへ無名の新人として出場している点や、スタンドFMをほぼ1年継続していることからも伺える。仕事上でも、これが必要でこれをやる！と決めたら、私含めたメンバーを上手に巻き込みながら、その目標を達成している。

巻き込まれる、というとネガティブな印象があるかもしれないが、一人一人が心の中で抱いている「こうしたい」、「こうありたい」という小さなチャレンジ欲を何気ないやり取りや相手の行動から掘り出し（字のごとく自らの中から「こんなのあったんだ」レベルで掘り出し言語化・見える化する）、巻き込まれるといつの間にか自分自身のやりたいこと・ありたい姿も叶っている。これが応援の力と行動力か、と舌を巻いたことがは何度も。インタビューアーとしての力量も上がってきている。

いいことばかり書いているが、割とポンコツな面もあり面白く、リスナーと同じ地平に立っている（ポンコツ話は、ラジオ番組で本人から直接聞いて下さい）

（原薫ファンサイト: オーディションへの想い・背景はこちら→ 原薫FAN SITE）

たまたま聞いていたグルービーなこなれ感が心地良いDJとらやんさん、七色の声音で聞いていて世界が広がる白神さん、そして経験値豊かな他のアーティストさん。他の方と違い、彼女のラジオパーソナリティーの技量や声の仕事の経験値はまだまだだ。

まだだからこそ、原薫の成長を、夢を叶える姿を、さらに応援の輪が拡がる世界を私は見たいし、巻き込まれ周囲をさらに巻き込みたいと思っている。夢を夢で終わらせない、叶えてさらに面白い世界を作っていく力や姿勢、行動力が、私も含めた皆が原薫を応援する理由だと考えている。

他のアーティストの皆様も、十人十色で実力が高く、聞いていて楽しい。どの方が勝っても不思議ではない。ラジオって不思議で、流れてきた曲やパーソナリティーの方の何気ないトークは、何年か後にふっと思い出します。多感だった中学生の頃に聞いたSting・Policeをはじめとした60～80年代の洋楽や、社会人になってから外回りの車内で聞くインディーズバンドや流行の音楽は、毎日の暮らしに彩りと広がり、時には励ましを与えてくれます。Daft Punkの新曲はもうラジオからは流れないけど、さらなるラジオの可能性と、このオーディションを影ながら応援しています。