AATAはAATAだから
【sonar-u community】ジャンルとは?個性とは?【ゲスト:AATA】
開催日: 2021/06/21
今夜のソナーユージさんはことのほかテンションが高かった気がしました。AATAさんが出演されるのをとても楽しみにしていたようです。是が非でもイケチン先生に会わせたかったようでした。AATAさんが"あーた"だった頃にライブで見て以来その空気感に惹かれてずっと追っていたそうです。どんどんビッグになってきてこれから間違いなく右肩上がりになると大絶賛されてました。
「アイデンティティ」もがきながら自分の意志で未来を切り開こうというメッセージを込めているそうです。東京の街並みと颯爽と歩く姿の描く世界観がカッコ良すぎる。サビの心地よい響きが最高に魅力的です。イケチン先生の分析が鋭すぎる。初めて聴くと誰かに似てるような歌声だと印象を受けるけれども実は誰にも真似のできない特異な声質なのだそうです。声の揺らぎがピッチと声の圧力と音色の3要素全てに独特であるのは凄いことだそうです。ビブラートじゃなくてトレモロ。他にこんな人はいないとイケチン先生。自分の歌い方を教えることができない言語化できないというAATAさんに言った“天才“これに尽きますね。
ソナーユージさんが言われた"すっぴんの素材がいいアーティスト“も最高の褒め言葉だと思います。音源化する時は加工ができるけれどライブはその人のありのままの声だから誤魔化せない。確かにライブでがっかりすることは多いような気がしますね。
音楽活動を始めたのは大学卒業後ということですがそれまでの経緯を聞くとやっぱり子供の頃から下地はあったのですね。高校時代にギターを弾きながら自然と曲を作るようになったエピソードはやはり才能のなせる技だと思います。今聴いてもメロディラインがいいと自信を持って言えるのはさすが。イケチン先生の"神秘的“というのに納得です。現在も作詞作曲は弾き語りでやるそうで完成された作品からは想像できないですね。どうやらその先の作業をする時にアレンジャーが彼女のイメージを咀嚼してより洗練されたものになっていくようですね。アレンジャーを信頼してこねくり回さないという姿勢は素晴らしい。イケチン先生もアレンジャーとしてとても喜ばれてましたね。
本題のジャンルについて。ソナーユージさんはロックとかポップとかカテゴライズすることに相当抵抗感があったようです。アーティスト側からすればそうなのかも知れませんね。知らないアーティストを聴くときそういう基準を参考に選ぶというのが以前のやり方だったのでジャンル分けは必要でしたね。しかし今の時代はソナーユージさんAATAさんの言われるように“〇〇のとき聴きたい“というカテゴライズがベストなのではと思います。
ソナーユージさんがAATAさんを表現すると“グランピング“。いい環境の中でキャンプをするという意味だそう。AATAさんは自分の音楽をアウトプットするときそのままは出さないでお化粧するという。リアル感を削ぐという表現はなるほどです。贅沢してほしい。そう感じられる音楽をやりたい。ここまで聴くとAATAさんの音楽がどういうものかわかってきた気がします。強烈な個性を持っているAATAさん。"AATAはAATAだから"という言葉に彼女の全てがあるのではないでしょうか。ジャンル分けされなくなった時が売れたとき。それは言えるかも知れませんね。
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