時代の先を見てきました、浅草よ。

先に伝えておくと1曲ずつの熱い気持ちはゼルバニアの皆様に託しております。

ここではライブ含めた1日の中で輝くベスハチを語ろうと思う。

この日は大目標はベスハチではあるもののトリルダンも大先輩でカッコイイんで楽しみ2倍で入場。

好きなライブハウス、酒も進むことよ。

楽しみ2倍ね…その予想は随分間違えていたらしい。

バンドってのは昔はかなり体育会系で男性社会だった。

嫌な話だけどね、誰が見ても明らか

女性人口がとてつもなく少なかった。

その中でベスハチはずっと戦い続けていたし、その歴史が今に繋がってるわけだけど

時代が変わったんだ。

この日はとにかく女性アーティストの比率が高い！

そしてみんな強い！カッコイイんだ、何物にも媚びない音楽を貫く姿が。

そんな中で万を期して出てくるベスハチ。

先輩バンドの中で一番観てる、観てるはずなのに…

なんだ！この初めて観るようなドキドキ感は！

セットリストもアクセル全開！

ほんとに初めて観た時のタンバリン始まりの時のドキドキ感がある。

長く続けていけばいくほど難しい、観たことのある方々にその感情を渡すことが。

そしてそのライブは出演の女性アーティスト達も震え立たせていた。

手を上げる人、リズムで踊る人、ニコニコとステージを観る人。

ミワユータという人物は何処まで行っても女王なんだ、と感じるし

こふじさん

俊司さん

大佐

この3人への絶大な信頼がより音楽を凝固なものへ進化させ開花させるんだと理解した。

どのアーティストにも言えることだが

トリかトリじゃないかなんてどうだっていい。

最高は何処にいても最高だ。

10数年前から目の前にある最高は

今も変わらず最高のままだ。

そしてその昔

女性アーティストが居ない中で1人マイクを握り立つ女王は

女性アーティストが増え続ける中で衰える事を知ること無く女王のまま。

強すぎる女性達の更に強すぎるがベスハチ。

あれだけの出演者で女性アーティストの比率が高い日。

きっとこれは時代の境目だろう。

男性のだらけの体育会系ではなく

強く、華やかで、カッコイイ人達が築いていく時代の先駆け。

浅草のこの日、先頭にベスハチが居たと俺は感じて止まない。