きっかけは、前回オーディションのポイントが余っていたから。ただ、木下直子さんに入れようということだけは決めていました。前回、Mudia史上3位のポイントを獲得しながら、ご自分のラジオ番組を持つことができなかった直子さん。そんな直子さんが再びこの場に帰って来られた。きっと人一倍強い思いを持ってエントリーされたに違いないと思いました。今度こそは勝たせてあげたい、その一心で私は直子さんのセミファイナル当日のツイキャス配信を探し、飛び込みました。

セミファイナルが一番難しいし、緊張するんだよね、と最初は軽い気持ちで見守っていました。ポイントはどんどん跳ね上がっていきましたが、たぶん大丈夫、挽回できる、そう信じていました。ラスト5分、いえ、ラスト2分を切っていましたね。自分の前で信じられないことが起こりました。締め切り直前の太陽合戦。そのとき何もしてあげられなかった自分を悔いました。なんでこんなことに。直子さんと木下組のみなさんの悔やんでも悔やみきれないお気持ちが身にしみました。それでもポジティブな発言をされる直子さんを見て、積極的に応援することを決めました。

その後、運良く、直子さんは審査員賞に選ばれ、ファイナル進出を決めました。応援することを決めたものの、実は直子さんのことをあまり知らなかった私。直子さんのYouTubeチャンネルを開いて、「ハグをしよう」というオリジナル曲を聴いてみました。いつのまにか泣いている自分がいました。なんだろう、この涙。なんと表現していいかわからないこの感動。調べているうちに、「力強い歌声に乗せて放つ言葉は共感を超えた感動があり、どれもがリスナーの琴線に触れる」という一節を見つけました。また、どなたかのレポートに「魂で聴く音楽」という言葉を見つけました。こんな歌を歌う直子さんから語られる言葉が聞きたいと思いました。

ファイナルまであと少しとなりましたがセミファイナルを振り返ってみました。本当に今度こそは直子さんにファイナルを勝ち取っていただきたいです。木下直子さん、そして直子さんのファンのみなさんの思いを形に！私も応援させていただきます。

木下直子さんのことをあまりよく知らない方々に「ハグをしよう」の歌詞を置いておきます。歌詞に共感された方はぜひ、YouTubeチャンネルで聴いてみてください。「魂で聴く音楽」というものがどういうものなのか、少しわかるような気がすると思います。

「ハグをしよう」

どんな日々を過ごしてますか？　　　ちゃんとご飯は食べてますか？　　　最近私は頭と目と耳が　　　　　　　忙しすぎて疲れてます　　　　　　　そんなときはテレビを消して　　　　大好きな音楽をかけて　　　　　　　コーヒーと好きな本を積み上げて　　別世界に出かけるのさ                           大切な人がこの世界からいなくなってしまったら　　　　　　　　　　　　君は悲しいでしょう　　　　　　　　大切な人の大切な人がいなくなってしまったら　　　　　　　　　　　　　君はどう思うかな

君に触れたい　だけどできない　　　当たり前のことが当たり前じゃない　だからこの次会えるときには　　　　身体がつぶれるほどハグをしよう　　未来の約束をたくさんしよう

少しイライラしてるのかな　　　　　電話越しなんだか重い声だ　　　　　本当は不安でいっぱいなんだろうな　今すぐ駆けつけたいけど　　　　　　大切な人がこの世界からいなくなってしまったら　　　　　　　　　　　　私は悲しむだろう　　　　　　　　　大切な人の大切な人がいなくなってしまったら　　　　　　　　　　　　　私は悔やむでしょう　　　　　　　　

君と会いたい　笑いあいたい　　　　こんな普通の言葉　夢にまで見る　　夜は明けると信じていたい　　　　　ただただ前だけを向いていたい　　　

君に触れたい　だけどできない　　　当たり前のことが当たり前じゃない　だからまた次会えるときには　　　　身体がつぶれるほどハグをしよう　　未来の約束をたくさんしよう　　　　

この先のしあわせが増えていく

※YouTubeを聴いて書き取ったものです。ニュアンスの違いなどありましたら、ご容赦ください。