今回1位を通過した1-SHINEのファンです。
決勝リーグを迎える前に、みなさんにわかっていただけたらなあという想いがあるので、少し書きますね。

超バンドステージ、最後凄かったですね 。本当に激闘でした。1位と2位の差、6743pt。
あの場面を見て、なんともいえない気持ちになった方も大勢いたと思います。
冷めた目で見ていた方も大勢いた事でしょう。
色んな意見があって当然です。

1-SHINEは長くバンドをやってきて、いよいよ解散も視野に入ってた崖っぷちバンド。
Herniaさんは今年から活動して、まだまだ夢も希望もあるバンド。
Twitterも拝見しましたが、本当に鬼気迫る位、「勝ちたい」という思いが溢れていました。
楽曲も素晴らしく、女性と男性のツインボーカルの凛とした歌声、都会的で心地よいメロディー、心に響く音でした。

方や「終わらせない為」に、方や「始まりの為」に。真逆の想いでどちらのファンも必死でした。そんなに頑張らなくても。2位でもいいでしょ。
傍から見ればそうです。
でも違うんですよね。

1-SHINEは、楽曲やステージもいいのに、なかなか売れるまでにはいかない崖っぷちのバンド。
コロナ禍を発端に、いつも立っていたライブハウスもどんどん閉鎖していき、、悩んで悩んでこのまま売れなかったら解散という言葉も出てきた中、いつピリオドを打たれるかもしれないという恐怖と戦いながら、ファンもここまできました。
だから、ピリオドを打たれる前に、ファンも毎回、これが最後という思いで必死に応援してきました。

どうしても最後の怒涛のポイント投下のところに目がいきがちですが、投票日ギリギリまで、これでもかという位の大量の文字数のレポートを書いたり、1-SHINEについて書いて下さった方にコメントを返信したり、友達に今回の大会の事を宣伝し、コツコツと少しでも彼らの為に自分達に何か出来ないかと、率先して行動していたSH1NEの人達に頭が上がりません。
そういう地道な努力をした上で、投票日に臨んだのです。

「絶対優勝」を目標にしてるので、優勝するなら1位じゃなきゃダメだという思いでした。
それはHerniaさんも同じだったでしょう。「1位になりたい、勝ちたい」という強い信念の元に、あの怒涛の追い上げがあったんですよね。
終了時間直前までにどんどん投下されていくポイントを見ながら、涙が出そうでした。

1-SHINEはずーーーっと「音楽で食べていきたい」と言っていました。それは「売れる」という事を意味します。

賞金1000万円というそこではなく、あともう少しで、応援してきたバンドがメジャーにいけるかもしれない、大きな仕事に繋がるかもしれない、音楽で食べていけるかもしれない、それを繋げるのは今、ファンしかいない。
今ここを逃したらもう、チャンスはない。そんな、ずっと先を見据えた未来への思いが、あの短い時間にみんなの中にあったのだと思います。

勝ち上がり方は強引だったかもしれない。ですが、1-SHINEは実力もあるバンドだと思っています。いい曲も持っています。
超バンドステージの1位として、決勝リーグに進んでも恥ずかしくないバンドだと思っています。
他のアーティストさんにも負けないと思っています。例え審査員推薦枠で勝ち上がってくるアーティストさんにも。

1-SHINE、Hernia、このバンドが、「超バンドステージ」枠の代表として、思いを背負って決勝リーグに行きます。

音楽は勝ち負けをつけるものでは本当はないです。聞いた人の好みか好みじゃないかで優劣をつけるものでもありません。

だけど、人生かけたここぞ！っていう時は、一生のうちにそうあるものではありません。
今がその時です。だって、頑張らなかったら、もう終わっちゃうかもしれないんですから。崖っぷちなんですから。うちのバンド 笑 
だから、ファンは力を尽くすし、本人達も自分達の全てを出し尽くします。

決勝ステージでは審査員投票も加わります。これはファンがどう頑張っても無理です。
だから、リーダーに伝えました。
「ちゃんと実力で掴みとったって証明できるように頑張れ」って。発破をかけておきました。
私は信じています。
みなさんもどうか、見守っていただけたらと思います。

決勝リーグに一緒に進むHerniaさん、どういう組み合わせになるかはまだわかりませんが、必ず勝ち進んで下さい！
1-SHINEも必ず進みます！
そしてファイナルでまた会いましょう！
頂上決戦、楽しみにしています！
お互い頑張りましょう！

今回戦った16組のバンド、ファン、それぞれにドラマがあり、熱い想いがあり。
戦いたくなかったです。普通にライブハウスで、皆さんと対バンの中でお会いしたかったです。
箱の中で楽しい時間を過ごしたかったです。

特にBackShowさんのファンの方達の応援の熱量、結束力、本当に感動しました。アーティストとファンのあり方のお手本のようなものを、1-SHINEファンも学ばせていただきました。
順位を決めてしまうのは本当に辛かったです。

だけど、色んな思いが交錯する中で、それでも1-SHINEは前だけを見て進みます。勝ちに行きます。
応援して下さいとか、おこがましくてとても言えません。
ただ、1-SHINEという名前だけでも覚えて、この大会でどうなっていくのか、これからどうなっていくのか、行く末を見守っていていただけたらと思います。