朝香さんとの出会いはいつだったのか…正直はっきり覚えてはいないのです。いつの間にか私の生活に入っていてきたのです。

66歳、一人暮らしの普通のおばちゃんです。進学で北海道を離れ、そのまま就職、結婚。7年半の東京暮らしから神戸へ。3人の子どもを授かり、パートで働きながら育て、上の２人は結婚、末娘も一人暮らしで独立。子どもたちが巣立ったら、2人で東京に遊びに行きたいね〜と夫と話していました。孫が生まれ、ヘルプ要請で飛んでいく。仕事を続けながら、ずっと走ってきた私。2年半前の夏、夫の病気がわかり、手術、治療、入退院。上の娘は7年ぶりに２人目を授かり、その誕生を待ち望んでいました。年が明けて、夫は旅立ってしまいました。今も小さな入れ物の中のお骨と笑顔の写真がピアノの上から見てくれています。のんびりする間もなく、手続き、卒園、入学、出産、娘の家に通い、孫の成長を見る。

普通の生活が変わったのはみなさんと同じコロナ禍。自粛期間の3月、図書館で借りた本を返して、借りようと思ったら貸出し停止。いつもなら確認していくのに…何をしたらいいんだろう?そこで初めてYou Tubeを観たのです。札幌駅の連弾…札幌、ピアノ、旅立ちの日に…スイッチ・オン。そこから色々なピアニストの方を知り、ストリートピアノを巡り…私の生活の彩りが豊かになって行きました。

あさぴさんはかっこいいが第一印象。月９は音声が小さかったり、配信状態が良くなかったりで、中々入り込めなかったのですが…楽しい雰囲気、そして関西弁やなじみの地名で勝手に親近感。そしてオリジナル曲の素晴らしさを知り、リスナーのみなさんの温かさを知り、またまた勝手に母のような気持ち。

そんなあさぴさんのDJになりたいという望み…叶えてあげたい(母の気持ち)

あさぴさんを知らない人に、教えてあげたい…ピアノと声とエネルギーが、あなたのスイッチを入れてくれますよって(おばちゃんの気持ち)

おばちゃんなので長話になってしまいました。お許しください。