コンポーザーピアニスト、朝香智子さんの最新オリジナル曲の一つ、プラネタリウム・ラヴァーズ。初めてこの曲を聴いたときから、この曲の虜になっています。

曲が流れ出した瞬間から、今から繰り広げられる世界にワクワクしてしまいます。

曲の途中は、銀河鉄道に乗って、星空を旅している感じ。とても心地いい。どこか懐かしいノスタルジックな感じに、過去の自分を思い出してみたりして。いろいろなことを乗り越えてきたなあと思ったり。あの頃はとても楽しかったなあとか。これからどんな未来が待っているのだろうかと期待したりして。

そして、いつのまにかフィナーレ。楽しかった旅は終わり、爽快感が残ります。

この曲はコスモプラネタリウム渋谷で投影されているプログラム、「Starry Music〜世界を巡る星とピアノと色彩〜」のために作られたものの一つ。

プログラムの案内には、天文を「アートという切り口」でご覧いただき、ピアノと色彩と共に、自分と向き合う時間を過ごしていただきたいプログラムです、とあります。

残念ながら、私はそのプラネタリウムに行ったことはありませんが、朝香智子さんのプラネタリウム・ラヴァーズを聴いていると、いつのまにか過去を振り返り、これからやってくる未来に思いを馳せている自分がいます。

考えてみれば、コンポーザーピアニストというお仕事は、与えられたテーマ、あるいは自らが伝えたいテーマに沿って曲を作り、それを自らがピアノを弾いて表現していくもの。番組の企画にかかわり、伝えたいことを自らの言葉で発信していくラジオパーソナリティというものにどこか通じるところがあるような気がします。

未来への希望溢れる曲、プラネタリウム・ラヴァーズ。そんな素敵な曲を作り出す朝香智子さんが、ラジオというメディアを通して、どんな世界に連れて行ってくれるのか楽しみですね。

※ 朝香智子さんのオリジナル曲「プラネタリウム・ラヴァーズ」は、彼女のYouTubeチャンネル[あさぴの月9ナイトショー］#16他にてお聴きいただけます。