我らがElizabeth.eifht＝通称「ベスハチ」の2025年の幕開けは1/11＆1/12のライブ2Daysから！
まず1日目はカウントダウンでも過ごした浅草GoldSounds、ベスハチの出番はこの日は少し早めの18:55。

いつものSEが鳴り響き、メンバーが順にステージに登場、いつものように円陣を組んでスタート！

このところ1曲目はだいたい「ロットガットで飛んだ」でのスタートが多かったため、すっかりそのつもりで身構えていたら、聴こえてきたのは何と！「シャンブルズ」のイントロではないですか！！意表をつかれ、思わず変な声で叫んでしまいましたが（笑）始まってしまえばとにかく百鬼夜行に加わりただただ踊り狂うのみ！という、最高にクレイジーな2025の1発目！！

そしてVoミワユータさんの「踊りましょうか！！」の一声と共に、新しい年をHappyに迎えるムード満載で楽しく踊りまくる「シックアゴー」♪曲中のMCでは、普通は「おめでとう」に対する返事は「ありがとう」だけど、「明けましておめでとう」に対してだけは「おめでとう」と返ってくるってとってもお得だね、というお言葉･･･うん、確かに言われてみれば！ホントだ！そして皆に手拍子を促し、「ハンドクラップ」というバンドの新たなパートとして迎えてくれる。ああ、なんて楽しいんだ！！

そしてまたしてもサプライズ！コンパクトなセットリストのコンテストとかだとなかなかできない＆真冬の時期限定の「氷点下」！！1編の映画を観ているような、情景が目に浮かぶようなこの曲。つらい別れを選択しても最後はしっかりと前向きに生きていくという芯の強さを感じる･･･

続くはこれまた少々お久しぶりの「アインシュタインの果実」！このファンキーで独特なグルーヴに身を委ねるのはいつも本当に心地良い･･･！

間髪入れずに「アイアンガール」で更にヒートアップしていくフロア！

そして最後の曲の前、いつものように「友達だと思って話を聞いて」と語り始めたのは、あの「311」の後、最初に被災地のライブハウスに出演した時の、ご家族を失ったというファンの方とのやりとりのお話。その方はそれ以来初めて、その日ベスハチのライブを観て心から笑うことができていた、と。そして、悲しいことがあったけど、自分も幸せになっても良いんですよね？と。そのエピソードからの流れでの「あたしバンドマン」。幸せになっちゃいけない人なんていない。そして、音楽は微力ではあるかもしれないけど、決して非力なんかじゃない、という確信。「あと1人くらい救えるはず」･･･いや決して1人なんかではなく、もっと多くの人が励まされ、救われているはず。だからこそもっと多くの人にベスハチの音楽を聴いて、触れて欲しい、と心から願いつつ、目からは熱いものがとめどなく溢れる。

新年1発目から、心の底に沁みわたるような、暖かさに包まれた夜となりました。