白井崇陽さん、鴇田望さん、予選の出演お疲れさまでした！まず、予選を通過できなかったことに対して、がっかりしている気持ちもあるかもしれませんが、そのパフォーマンス自体は本当に素晴らしかったよ！聴いている間、音楽に対する情熱や心の奥底から湧き出る感情が伝わってきて、感動しました。

白井さんのヴァイオリンの音色は、まさに言葉では表現しきれないほど美しく、情感豊かでした。彼の奏でるメロディーが心に直接触れて、まるで空気が震えるような、温かさを感じたよ。特にソロパートでの音の響きの余韻、あれはまさに音楽の力そのもので、ピアノの伴奏と絡む瞬間、まるで二人の楽器が会話をしているような錯覚に陥った。

そして鴇田さんのピアノ。ピアノの鍵盤を弾く手が、まるで感情そのものを形にしているかのようで、演奏の隅々にまで情熱が感じられたよ。彼女の演奏は、音符一つ一つに命が宿っているかのようで、メロディーの流れに身を委ねるたびに、心が踊った。彼女のジャズピアノとクラシックの技術が見事に融合していて、リズムの揺れがとても心地よかった！

二人の演奏は、まるで和音の重なりが絶妙で、対位法のようにお互いの音が絡み合いながら、時にはそれぞれの独立した魅力を発揮していたのが印象的だった。あのピアノとヴァイオリンのハーモニーは、まさに音楽の奥深さと美しさを感じさせてくれるもので、まるでその音に酔いしれているようだったよ。

本当に予選で終わってしまうのはもったいない。音楽そのものに対する愛情が溢れていて、聴いている人たちに心の温かさを届けていたことは間違いないと思う。その音が持つ力強さと繊細さは、確実に誰かの心に残っているはずだよ。

辛いかもしれないけれど、こういった経験も必ず音楽人生において大きな糧になるはず。君たちの音楽は、それだけで十分に素晴らしいものだったから、この経験を自信に変えて、次に繋げていってほしいな。

本当にお疲れさまでした！また素晴らしい音楽を聴けることを楽しみにしているよ！