みやびや歌といえば凪面翠人さんと思っていましたが今回はいませんでしたね。みとさんがいないとなんか物足りなく感じてしまうのはやっぱり存在感あるからだと思います。でも一華ひかりさんひとりの進行も落ち着いてていいですね。彼女はシュッとしたさばけた女性というイメージを持っています。久しぶりの有観客でのみやびや歌はあたたかい空間だと映像からも伝わってきて癒されました。

茉白さん。「WHY」感動的な曲でした。愛と命の尊さが痛いほど伝わってきました。恋人が病室にいてその隣で寄り添い歌ってるイメージをしてるということ。例え悲しい結末になっても来世も君と居たいと願う。そんな思いがちゃんと歌声にこもってました。推しは推せる時に推せ。いつ会えなくなるかもしれないから。なるほど尊いメッセージでした。ラストは「100万回の I Love You」彼女の人柄にぴったりの優しいラブソングで気持ちよく締めました。

れいなさん。大学１年生だということ。最初はなんとも切ないひとりぼっちの歌からでした。「神様の言う通り」運命の分岐点を達観したようなわりと辛辣な感じ。歌ってる時は完全にその世界に入り込んでおっとりしたルックスとは別人に見えるほど女優さんですね。「ビニール傘」は男女間の恋愛の例え方が秀逸な作品。なんか味気なくも感じたけどこれが彼女の独特の感性なのだなと思いました。

ゆっそさん。物語を歌うシンガーソングライター。あさがやドラムのイベント最後に「残党」が必ず流れてたのでその印象が強いです。物語の設定が特殊な世界観なのでちょっと引いてしまいそうな印象だったけど聴いてるうちに段々とおもしろくなってきました。悪役キャラが好きらしい。目の付け所がひとと違うのが彼女ならではの個性ですね。生きづらいと思う人に響いたらという思いで歌ってると聞いて彼女の目指すものが理解できた気がしました。

一華ひかりさん。透明感のある美しい歌声。高音の響きがとても素敵です。「貴方の傘になるから」この曲ほんといいですね。ミディアムテンポで優しく語りかけるように歌うのが心にグッときます。降り止まない雨から必ず守るよ。そんな言葉言われたら男は元気出ますよね。「光〜誕生とありがとう〜」これがデビュー曲になるのかな。あたたかく照らしてくれる光が射してくるような煌めく歌声。いつまでも浸っていたい心地よさですね。ラストは新曲「キミと夏を過ごしたい」開放感も躍動感も最高でした。彼女のキャラクターによく似合いますね。