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ファンレポート
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雷に打たれるように。このバンドと恋に堕ちた。~DOLL PARTS〜

ONLINE DOLL PARTS

【予選C-3】Movie Grand Prix vol.12

開催日: 2023/09/23

SNSのフォロワー数名の「路上ライブを敢行するあるバンド」への熱を帯びた応援メッセージの連投が気になっていた。それがDOLL PARTSだった。


雑踏で撮影された動画は、音が割れ、照明もない。9月に実施する無料ライヴの宣伝を兼ねたゲリラ演奏。告知フライヤーを貼った譜面台が、強風で倒れる。それを気にせず演奏を続ける ひたむきさと、そっと譜面台を立て直すファンのサポート。


そのアティテュード(態度)に「ロックの源流」を感じた。


数曲続いた演奏は警察官の注意により、ブツリと途中で終わる。奥歯を噛み締めながら、撤収するギターボーカルARISAの姿。


「これはロックしている。」予感は、確信に変わった。


無料ライヴに行ってみよう。そう決心した。


渋谷のライヴハウス。当日、僕は度肝を抜かれた。スリーピースなのに、凄い音圧。メタルでなくグランジ寄り。ソリッドな演奏。エモくキャッチーな歌メロ。速弾き一辺倒とは異なる、雨垂れの様に深淵に響くギターの音色。


鮮やかな照明の下、突き抜けてカッコ良く、3人のメンバーはキラキラ輝いていた。辛い事があっても表に見せず、切なくて、真っ直ぐで。そんな感じだった。


僕は、一曲も曲を知らないのに、心地よく、自然と体が動いていた。


無料ライヴは2ndから。1STのお客さんを一旦退場させ、2ndを並んで待つ人の後にする入場システムの関係で、私は最前列にいた。


中盤、ARISAがアンプに足をかけ、前傾してオーディエンスをあおる。そして突如、目の前にしゃがみ込み、僕の肩を掴んで歌い始めた。先輩のファンの方に、怒られそうなビギナーズ・ラック。


ステージに戻る頃には、肩ではなく、ハートを鷲掴まれていた。


「あなたは、このバンドを支えなさい。」


同時に、そう神から告げられたように感じていた。雷に打たれるように、このバンドと恋に堕ちた。


だからそれ以降、僕はライヴに足を運び、バンドTシャツを着て声援を送るし、チェキのカメラマンがいなければ、進んでやる。


もう、このバンドの音にまみれ、楽しむことが、何よりも幸せなのだ。


僕が神の啓示を受けた渋谷の街を起点に、一人でも多くの人に、DOLL PARTSの音が届くチャンスを得る事を、心から願う。

投稿者

ヒデっち

2023/09/22 11:02

怪獣9号

No.2197308

素敵なレポートですね!
2024/07/26 17:43

chaco

No.2196953

素敵です
2024/07/26 14:30

Syuu

No.2098154

素敵なレポートです
2024/05/06 06:42

teru.

No.2073333

素敵なレポートです☺✨
2024/03/27 20:09

たくあんがすき

No.1970829

素敵
2024/01/27 16:23

てぃーぬ

No.1928522

ナイスレポート
2024/01/23 15:44

あみお

No.1731074

素敵です
2024/01/05 08:10

ひーなー

No.1658630

素敵です
2023/12/27 15:15

mau-mau

No.1282086

ナイスレポートですね👍
2023/11/24 02:49

BP

No.844952

良いreportを読ませて頂きました✨
2023/10/25 10:45

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