金木犀と向日葵
BLOW OVER
開催日: 2021/08/03
冬木希さん。最初の曲。風が吹いたらあなたに会いに行くわというフレーズ。ゆったりとしたリズムで心地よい響きでした。奈良県のひとだそうです。稲とかコスモスとかのどかなお話もほんのりして良かった。「ひつこいな」もう泣く資格もないな。君を思う日々は美しかった。でももう進めなくちゃな。でも君を思ってる。揺れ動く感情が切ないですね。「夢で逢えたら」さようなら。こんにちは。まだいつかが来なくても。夢で逢えたらいいな。まだ見ぬ明日へとどうか怯えないでいてね。包み込むような音色でなんだか夢見心地で気持ち良い曲でした。
山崎菜々さん。洋楽のカバーから。透明感ある歌声で素敵でした。あたたかい昼下がりのカフェで聴いてるような贅沢な心地になりました。「こころ」悲しみは光のもとへ。喜びは胸にあふれる。愛しさはあなたを思い出し。優しさは人々を安らぎへ。幻想的な光景が目の前に広がりました。金木犀の香りに導かれて書いた「恋は金木犀」そばに寄り添って語りかけてくれてるようなとっても優しい癒しの曲。フルアコのジャズギターでバーっぽい雰囲気を出してるということ。お酒を飲んでまったり聴いてほしいと。オシャレだと感じたのはそういうことか。
micoppyさん。ドレミがなくても歌が歌える場所。なんかいい表現ですね。白昼夢。現実を忘れて夢を見ているような感覚。そういうステージをするよというメッセージなんですね。「祈り」澄み渡る空になったら分け隔てなく光を注いでどこまでも広い青に憧れをこがれている影のない世界。現実の世界は淀んだことばかり。せめて心の中で浄化されたいなと感じるばかりです。「ひまわり」普通明るいイメージを思い浮かべるけれど違う角度で切ない世界観になってるのが彼女ならではの表現なんだなと感じました。「ステージ」たったひとつになりたいならたったひとりを怖がらないで。この曲は大事な曲だという彼女の思いがよく理解できた気がしました。
光輝Swedenさん。今日の唯一のピアノ弾き語り。「酔っ払いの歌」これまでと雰囲気がガラッと変わりましたね。話始めから愉快な感じはしたのですが最高に楽しいおねえさんですね。2曲目は三線出してきて「職業婦人の歌」まぁね今でこそ女性の方が逞しくなってきたんですけど。おもしろいパフォーマンスですね。「島唄」はなかなか味がありました。本当は深い意味合いがある歌なんですけどこうして聴けるのが幸せなのかも。最後の歌は何の曲だったんだろう。古き言葉使いの歌詞にシャンソンのようなメロディ。あっという間でしたがいろんなものが詰まっててなんとも楽しかったです。
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