イケチン校長先生の音楽スクールOngoさんが新しい才能を発掘しようと新しく新設されたOngoカップ2021の月間チャンプを決めるファイナル。応募者が多くて予選からたくさんのひとのパフォーマンスを見てきました。ファイナルに勝ち抜いたみなさんはなるほど今後が楽しみなひとばかりですね。毎月エントリーしていいということでチューニングしてブラッシュアップしていく過程が見れるなら素敵だなと感じます。私的には予選から気になった出演者が３人います。イケチン校長先生自らの講評もしてもらえるので今後の活動のヒントにもなるでしょうからどんどん成長していただきたいですね。

大山陽平さん。「ささくれ」歌の内容に共感しました。この曲はみなさんから募集した歌詞を纏めてできた曲ということでなるほど良くできてるなあと思いました。イケチン先生から。乾いた声が素晴らしい。風の音のよう。切なさが出るししっとりした感じが出る。アコギと歌だけでここまで世界観を作れることが素晴らしいということでした。

野々宮優蘭さん。カバー曲「炎」自分の音楽活動を支えてくれる家族やファンやサポートしてくれるひとのあたたかさに感謝して強くなろうという決意を込めて歌ってるそうです。聴くたびに段々とひとに寄り添うような温もりが心地良く聴こえてきます。イケチン先生から。完全に優蘭さんの世界観にしている。声の出し方が喋ってる状態で自然体。彼女自身が低い声が得意だと言ったのを聞いて実は倍音効果で高い声もよく出るのだということでした。

Clarityさん。「TRUE BELIEVER」完成度の高いMVでした。バンドの音がキレててビートがいい響きです。ボーカルさんも抜群ですね。イケチン先生から。アクセル全開で爆音で聴きたい感じ。五感が全部広がり第六感まで解像度があがる。ボーカルはストリングス系の高音が鳴ってるのにあたたかさ切なさがある声質が素晴らしい。オンライン上でアレンジして楽曲が成り立ってる。メンバーみんながクリエイターでなきゃできないということでした。

ハイカブリさん。「poor」後ろ向きで全力疾走するって紹介がおもしろいです。確かに結構な疾走感ですね。気だるい雰囲気で歌うボーカルが個性的でいいですね。イケチン先生から。背伸びしてないクールなボーカルに荒々しいバンドの音がいい。ベースの音圧がカッコいい。ギターが繊細。歌詞が独特な感性で韻を踏んでるとか鬱蒼とかすごいと。今時のコロナ禍の嫌なイメージを吐き出させるようないい歌詞。サブドミナントの多用でコード進行をぶっ壊してるアレンジがカッコいいということでした。

MelePさん。カバー曲「いのちの歌」前にも書きましたがマナカナさんが歌ってた頃に少し思い出があって聴くとじんとしてしまいます。イケチン先生から。天空の城ラピュタとか見たくなるくらい神秘的な声。透き通ってるのが特徴的。原曲よりキーを２つ上げてるからだということ。声楽を学んでたひとの声の出し方だけど地声はどうなのかピアノで歌う聖歌なども聴きたかったということでした。

Rinaさん。カバー曲「会いたくて会いたくて」彼女のピュアな感じが気に入ってます。全く飾り気がない自然体での歌声はずっと大事にしてほしいですがたくさん学んで成長してほしいとも思います。なんせまだ14歳ということなのでこれからですよね。イケチン先生から。特徴のある声だと。難しい曲を音程を揃えて歌っている。発声の仕方が個性的で語り系の楽曲なんかも聴いてみたいと。後半に行くほど感情移入されてて右手で表現されてる。感情の起伏がよく見えるので楽しめるということでした。

ソナーユーコミュニティでお馴染みのイケチン先生とソナーユージさんのかけ合いがほんとにおもしろくて出演者さんの課題動画以上に楽しんでしまいました。投票しないひとでもひとつのイベントとして視聴することをお薦めします。今回は生出演されたのが野々宮優蘭さんだけだったので少し寂しかったですね。生の声をもっと聞きたかったかな。