このシリーズの①〜③は、主にあさぴさんの音楽面からの魅力、④はあさぴさんの人間的な魅力、について述べてきましたが、今回の⑤(完結編)は、あさぴさんの他の魅力(発想力・企画力・行動力等)について触れてみたい。

「時悠耳感(じゆうじかん)」。あれぇ？学校で習った漢字は、確か「自由時間」だったはずだが…?。この「時悠耳感」という言葉は、コンポーザーピアニストである、あさぴこと朝香智子さんが、鎌倉の浄土宗大本山「光明寺」で、4年以上、原則毎週実施している(※最近はコロナの影響でやや不定期)、ピアノライブの名前である。「悠久な時の流れを、耳で感じる…(注:私の解釈)」。「お寺で行うピアノライブ」の名前としては、何ともピッタリとしたネーミングではないか？素晴らしい発想力！あさぴさんが、首都圏に本拠を移してから最初に行う定期ライブを、ご縁によって由緒ある「お寺」で行う事になった時、あさぴさんの感性を捉えた言葉だ。この「時悠耳感」の経験の中から、お寺の四季をイメージした曲を作曲して「光跡」というCDアルバムを発表し(※現在品切れ中。みんなで復刻運動をしましょう！)、首都圏でコンポーザーピアニストとしての本格的な活動を開始する事になる。

「朝香祭」、首都圏在住の音楽仲間を一同に集めて、あさぴさんが主催する音楽イベントだ。自分の名前を冠にしているものの、実態は、前回の④でも述べたように、自分のためというより、仲間の事を支援したい、みんなと一緒に上に行きたい、という思いから開催しているイベントである。そのため、その朝香祭の中では、あさぴさんは、丸3時間以上、全てのミュージシャンの伴奏を、ピアノの立ち弾きで務める。何という貢献！そして最後は、あさぴさんの代表曲「costa」を、主要参加者とコラボして(2020年7月開催時の話)、大盛り上がりの中で幕を閉じる。仲間の事を思う気持ちから生み出される企画力、それを実行に移す行動力。実に素晴らしい！

同様な企画に、「アニメ日和」の主催がある。これも、基本コンセプトは「朝香祭」と同じだが、今度はアニメ好きな音楽仲間(=メンバーは上記と異なる)を集めて、みんなで盛り上がって行こう、というものである。この企画も、最後は全員のコラボで盛り上がって幕を閉じる。見ていて、とても楽しい。企画力、行動力が素晴らしい！

極め付けは、レピフェス(レディピアノフェスタ2020)の主催だ。夏に開催された、ネピサマ(ネットピアノサマーフェスティバル2020)が、男性のネットピアニスト中心であったことから、女性のネットピアニストも素晴らしい人が沢山いるので、その人達を知って欲しい、その人達と盛り上がたいと言う気持ちから、知り合いの女性ネットピアニストを集めて、2020年のクリスマス直前に開催されたものだ。このレピフェスは大変盛り上がり、あさぴさんは、「総長」というニックネームまで着いて幕を閉じた。私も、このレピフェスで、魅力的な多数の女性のネットピアニストを知り、ネットライフが一層充実した。このレピフェスも、基本コンセプトは同じで、あさぴさんは、仲間の事を支援したい、みんなと一緒に上に行きたい、という思いから、開催を企画し、実行に移されている。

こんな素晴らしい発想力・企画力・実行力を持つ「DJあさぴ」が誕生すれば、バライティーに富んだ、素敵なラジオ番組が生まれるものと、確信しています。みんなで応援していきましょう！

(参考: もし宜しければ、「魅力溢れる朝香さんをDJに！①(2/17付)、「魅力溢れるあさぴさんをDJに！②(2/17付)、「同タイトル③(2/18付)」、「同タイトル④(2/20付)もご覧下さい)