魅力溢れるあさぴさんをDJに! PS編②
【PS編② イラスト能力が開花したあさぴ】
あさぴこと朝香智子さんの、YouTubeチャンネルの動画欄をみていくと、2021年1月24日に開催された、卓ベル🛎ピアニスト伊藤詩織さんとのコラボ「あさぴとしーちゃんのシュンセツシンシュンセッションショウ」がアップされている。その表題ページには、可愛らしいイラストが描かれている(下記参照)。これは、あさぴさんが、卓ベル🛎を手にした伊藤詩織さんと、鍵盤をデザインした服を着たあさぴさんとを、両人の特徴をよく捉えて描いたものだ。
また、2020年11月23日の動画配信「月9ナイト#13」の、開始から32分位のところで、11月26日に開催する、瀬戸一王さんとのコラボコンサート用に作成したイラストを見せている。これも、あさぴさんが、ゲーム音楽を主に演奏している瀬戸さんの特徴、をよく捉えて描いたイラストだ。
これ以外にも、みやけんさんをゲストに迎え、2020年10月30日に開催した、ソロコンサートの時のイラストも描いている。瀬戸さんの時と同様に、みやけんさんとあさぴさんとの特徴をよく捉えて描いている。
それらのイラストは、どれも明るい色合いで「可愛いらしい」イメージのもので、見ていて楽しいし、素敵なものになっている。原則、そのイラストをポストカードとして印刷し、一緒にコラボをした相手のピアニストに記念として渡したり、コンサート会場に足を運んでくれた人達にお礼として配っている様だ。つまり、それらの人々に対するあさぴさんの感謝の気持ちを、自ら描いたイラストで伝えている事になる。素晴らしい!
私が知る限り(間違っていたらすいません🙏)、あさぴさんがこの様なイラストを描き、コンサートに来てくれた人達等にイラストポストカードを配り始めたのは、コロナ禍が激しくなった2020年からである。従来の状況と全く異なり、ライブに参加する事そのものがリスクとなった中でも、ライブ会場に足を運んでくれる温かいファンの皆様に、心より感謝し、何かお礼を差し上げたい、と思ったからに違いない。何という思いやり、優しさでしょうか!
そもそも、イラスト(絵画)を描くという行為と、作曲するという行為とには、ある程度共通している面がある様に思う。基本構想を固め、主要なパーツのドラフトを作成し、そのパーツを、(1.絵画の場合) 全体観・構図・遠近・彩色・明暗等で、目で見た時に思いが伝わるように表現する、(2.作曲の場合) 全体観・展開(流れ)・調・テンポ・強弱・響き等で耳で聞いた時に思いが伝わるように表現する。(※両方とも素人なので、推測が多いです)。
でも、中々、この2つの才能を併せ持つ人は少ないように思っていた。ところが、レピフェスの準備で、あさぴさんが各出演者の紹介をしていた際、やはりコンポーザーピアニストである中村夏美さん(なつみかんさん)との動画(2020年12月14日配信)で、「Gのkey(ソの音)は、空っぽい青色のイメージ」で、二人の意見が一致し、盛り上がっていた。非常に驚いた。音感が優れている人達は、音にも色のイメージが付いているのだ。このことから考えると、作曲家の人には、油絵などよりも、構成と色彩等が重要な「イラスト」の方が、馴染みやすいのかもしれない。
早稲田大学大学院の入山章栄教授は、「革新には知と知の組み合わせが必要だ」、と力説されている。ピアノ演奏・作曲・イラスト作成等、複数の「知」を持つあさぴさんは、それらの「知」を組み合わせて、革新的なラジオ番組を制作されていくのではないか、と多いに期待している。
2021/02/22