佐野さんに初めてお会いしたのは、兵庫県小野市の道の駅で開催されたフリーライブでした。

元々、Twitterでリプライさせて頂いたり、youtubeで曲を聴いていたりしていたのですが、どうしても生歌が聴きたくて、その日はワクワクしながら道の駅に向かったのを、はっきり覚えています。

初めて聴いた佐野さんの歌声は、私が好きなハイトーン、且つとても心地良くて、一気に引き込まれました。またライブ中に歌われた「Precious days」がとても気に入り、すぐさま物販でCDを購入させてもらいました。その時に少しお話しをさせて頂いたのですが、私のTwitterのハンドルネームを覚えてくれていて、CDに「やっとお会いできましたネ！」と書いてもらった時は、初見なのにファン思いな方だなぁと、そのお人柄にもとても魅力を感じました。

そこからは、佐野さんの深い沼にハマり、ライブに足繁く通うようになりました。佐野さんは、基本的にピアノ弾き語りで、ポップな曲も多いのですが、真骨頂はバラードで、曲もさることながら歌詞の世界観がとても素晴らしく、心にじわじわと沁みてくる曲も多く持たれています。またもう一つの特徴は、関西の漫才のような弾丸トークで、ライブ中のMCは、本人曰く、落ちのある面白い話(？笑)が炸裂し、バラードを歌った後でもライブ会場がパッと明るくなり、とても素敵なライブを楽しめます。

そんな佐野さんが、突然、Radio Star Auditionに参戦されると聴き、最初はびっくりしました。でも、もしこのオーディションに勝ち抜いてラジオ番組を持つことができれば、今までの関西ラジオ局でのラジオパーソナリティの経験や、いつもの関西人らしい弾丸トークで、このコロナ禍で元気のない世の中に、また特に落ち込んでいる音楽業界に元気を与えてくれると信じています。

佐野さんの優しいお人柄、素敵な歌声と楽曲、そして何時間でも話を広げられる話術、こんな素敵なシンガーソングライター佐野仁美さんをぜひ応援して頂ければと思います。