「ACE Project」を初めて見たとき、まず目に入ったのが彼の大きめのサングラスと赤いエレキギター。これだけでもインパクトがあるけど、彼の演奏とパフォーマンスにはさらに強い印象を受けました。ACE Projectは、疾走感あふれるギターリフと聞き取りやすい声で、まさにロックの魅力を引き出してくれるアーティストです。彼のギターリフは軽快で、スピード感があるため、聴いていると自然とリズムにのってしまう感覚がありました。そして、歌声もはっきりと聞こえ、歌詞が頭に残りやすいのも魅力の一つです。

さらに、彼のパフォーマンスは視覚的にも引き込まれるものがありました。歌う時に自然とボディランゲージが多く入っていて、体全体を使って表現している姿がとても好印象で見ていて楽しかったです。手を広げたり、体を揺らしたりと、彼のエネルギーが観客に伝わってくる感じがしました。音楽を聴く以上に「観る」楽しさも提供してくれるところが、ACE Projectの大きな特徴だと思います。ただし、少し気になったのは、歌う時にギターを手放してしまうこと。ギターがないと、どうしても音量が小さめのカラオケ音源と彼の歌声とのバランスが取れず、全体として少しアンバランスに感じられることがありました。

それでも、ACE Projectの持つエネルギーや音楽に対する熱意は十分に伝わってきて、応援したい気持ちが強くなりました。彼のパフォーマンスを観ると、今後さらに成長していく予感があり、もっと多くの人に知ってもらいたいという気持ちになります。大会への意気込みも伝わってきたので、これからの活動に注目したいと思いました。バンドでの出場も見てみたいひとりだと思いました。